陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

運動会と・・・写真屋さんと・・・・記憶

2017-06-18 05:38:07 | 日記

皆さんおはようございます。

今は朝の5時39分・・・・イベントの朝はいつも早起きでこのくらいの時間に出勤しております。凄く楽しみなんですよね。遠足の当日の子供のようにワクワクしてしまうんです。早く入居者様の笑顔が見たいって思いもあり朝食のときに、「今日・・・〇〇だから楽しみにしててくださいね」って。

昨日・・・帰り際に1人のご家族様とお話をしたんです。明日の運動会の話から入居されている方の今後のことと・・・・・

その方は、いわゆる「難病」って部類にはいる病気をもっていて、この先どう変化していくかは僕もご家族様も知っています。

「今回が最後の運動会になるんでしょうね・・・・だから写真家さんを呼んで今の姿をきちんと残したいの」と・・・・・・・

いままでも・・・色々な事をご家族様話しましたが・・・・日々の言動や状態をみていて僕自身も「大きなイベントに自ら参加できるのは今年一杯かな・・・」と感じていました。

僕は医者でもなく・・・・神様でもなく・・・・命を助けたり・・・治したりすることはできません・・・・

けれど・・・・・心の不安や疵を・・・・すこしでも・・・和らげることはできると思ってます・・・僕に限らず・・・誰にでも・・・誰かの心を和らげることは間違いなく可能です・・・

ご家族様に一言だけ伝えました・・・・

「たとえ身体が動かなくなったとしても・・・心には必ず優しくされた記憶が残ります・・・明日は楽しかったと感じる時間を記憶に残してもらいましょうよ」と・・・・・。

今日の運動会・・・その方の記憶の中に何が残せるか・・・・

入居されている皆さん・・・・あと数時間で・・・運動会が始まります・・・サプライズを楽しみにしていて下さい