陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

道しるべ

2018-03-12 17:46:56 | 日記

何か事を起こそうとする時・・・・・そこに「ためらい」があると躊躇し心にブレーキをかけてしまう。

「恥ずかしさ」からなのか・・・・「不安」からなのか・・・・「勇気」なのか・・・・・人それぞれだから何かはわからないが、その瞬間の感情が何かしら身体や脳に電波を送り次の言動へと変化する。

その変化が形に現れ眼に映る光景で、さらにまた新たな感情が生まれてくる。

その感情や言動をあとから「後悔」する人もいれば・・・・・「満足」する人も・・・・・

そうやってみな生きている・・・・

まだ見えない未来に不安があるのは自然なこと・・・・・けれど・・・ためらってばかりじゃ前に進まない。

次の一歩の重さは僕にもわかる・・・・・やっぱり見えない未来は怖いもの・・・

その時は・・・自分の周りを良く見てごらん。

必ず道しるべになる存在が近くにいる事に気づくから・・・・

必ず道しるべになる存在が見守ってくれているから・・・・・

それは・・・あなたの存在が・・・・自然に縁を繋いだだけだから・・・・・

それは・・・ごく自然な・・・・流れだから・・・・

 

・・・・縁があって出会えたあなたへ・・・・・

 


若年性認知症

2018-03-12 12:01:44 | 日記

日々の気温も少しずつ上昇し、春がすぐそばまで来ているんだなと感じる今日この頃・・・・・

昨日、札幌で開催されました「若年性認知症」に関する講義に参加させて頂きました。

その中で、実際ご主人が若年性認知症と診断され今も支え続けている奥様がお話を聞かせてくださったんです。

「これが現実」・・・・・・・そう感じました。

高齢者介護・・・・・とはまた違う若年性認知症という支援・・・・・。

本人・・・・ご家族・・・それを取り巻く環境・・・・病状からくるあらゆる言動や思考・・・・・・

僕自身も3名ではありますが、若年性アルツハイマーの方々を支援させていただいた時期があります。

日々・・・状況が変化・・・というよりか・・・分刻みでの言動と思考の現実に・・・「自分は無力だ・・・」と燃え尽き症候群になった時期もありました。

けれど今思えば・・・・・その方々から学んだ事柄が・・・・命をかけて見せてくれた姿が・・・・僕の介護の始まりだったんです。

だからこの方が実践で教えてくれたんです・・・介護というリアルな現状を・・・・・。

僕がこの仕事を始めて・・・最初は何もわからないまま「この人と一緒にいて」という方が若年性だったんです。

約2年近く・・・仕事での業務の7割から8割はその方とほぼ一緒に過ごしたり対応したりの毎日・・・・・。

あまりにも心配で休みの日もきたこともしばしば・・・・しかし・・・あの時は知識も技術も人としても未熟な僕でしたので・・・・その方にとって何が一番良いか・・・・なんて考えてる余裕はありませんでした。

あれから約10年・・・・・・もう迷いはありません。

施設で「若年性認知症」という病名が付いている「1人の人」を・・・・・支援させてもらう・・・少しずつ少しずつまき続けてきた種というものを・・・・・・・縁がありここでお会いできる方々に・・・・笑顔と言う花を咲かせ続けたい。