昨日、今日・明日・明後日と早番業務です。
今日の話なんですが、1階の朝食支援(7名)の業務につきまして、ちなみに昨日は2階の朝食業務でした。
以前支援していたときとは、さほど変化がなかったのでまだ体が覚えていたようです。
僕は室蘭から通っているので、だいたい朝5時には家を出てきます。もちろん朝食は食べません。
じつは朝早く僕が出勤していると、ある入居者の女性・・まだ60代です。かなり自立されている方なので自分でパンをトースターで焼いて食べたりコーヒーをおとして飲まれたりと・・・たまに差し入れを持ってきてくれたりも。
今朝・・・6時過ぎ僕の姿を見たときに「施設長~パン焼くけど食べるかい?」と声をかけてくれて。
「いいのかい?じゃあお言葉に甘えようかな~」なんて会話して・・・それからしばらくしてまた僕のところに来て
「ソーセージの上にチーズをのせたやつとベーコンの上にチーズをのせたやつどっちがいい?」って。
心の声としては・・・「そこまで作ってたの???」と思いながら・・・「二つとも捨てがたいな~」ってつぶやき・・・
その瞬間、相手の表情が満面の笑みにかわり「わかったわかったよ」と言いながら部屋に戻られて。
それから朝食の配膳をし他の方も席について朝食を食べ始めましたがなかなか本人は現れず・・・・・
しばらくして・・・家庭用配膳車に自分の朝食用のパンとコーヒーセット・・・もうひとつ僕がさきほど話した二種類のパンとコーヒーがある。
「はいどうぞ」とみんなのテーブルと同じ席に並べてくれて・・・そこにヨーグルトもあり・・・
久しぶりに昔働いていたグループホームを思い出しました。あの頃は一緒に食べているのが当たり前と業務として行っていましたが、やっぱりこの雰囲気はいいと率直に感じた。
周りが出来ないと思って支援していたことは、やはり雰囲気や環境や声かけで出来ることが多いと感じる。
近い距離だから見える相手の行動や、その仕草も一緒に食べることで知る部分も多くある。
僕の原点はグループホーム・・・・・・・そこから学んだいくつもの経験はやはり大きくいま間違いなく進化に変わっている・・・・・