「Nちゃんは子どもなの?おとななの?」と孫に聞かれたとき、
とっさに
「子どもなの」と答えました。
そうしたら
「いくつなの?」と聞くので
0を消して
「6歳なんだぁ」と答えました。
4歳の孫は「わかいね〜」と言いました。
次の日も
「Nちゃんは本当は子どもなの?おとななの?」と聞くので
「どっちかな、、、子どもなのかおとななのか、自分でも時々わからなくなっちゃうの」と答えました。
それで私は
「Kちゃんはどう思う?」と聞いてみました。
すると
4歳の孫は
「ときどきは子どもになって
ときどきはおとなになるんじゃない?」と
とても良い答えを出してくれました。
その夜
私の好きな「じいさとばあさ」を
孫と読みました。
じいさが山は芝刈りへ行った時、
川端で桃の木を見つけて
その桃を食べたら
二十歳の若者になったので
次の日
ばあさも桃を食べに行き、
同じように桃を食べたら
あぎゃあおぎゃあの赤子になって
じいさは赤子になったばあさと
暮らしたとさ、、と言うお話です。
私は
「私も桃をいただきますね〜」と
絵本の中の桃を食べようとしたら
孫から
「Nちゃんはわかいから
食べなくていいよ」と言われて
桃は食べさせてもらえませんでした。