ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

海の中を見ること

2020-07-30 18:42:00 | 
私は泳げません。

ボードが海に浮くことも
カヤックが海に浮き、
スイスイと泳ぐように進むことも
知っていますが、

自分の身体が浮くということを
信頼できないのです。

ですので
海の中をのぞく時は
ボードに
ピッタリしがみついて
のぞきます。

海の中は
海藻がゆらゆらして
森が風に揺れるようです。

砂と同じような色の魚がいたり
キラキラ青く光る小さな魚もいます。
時々、ボードのすぐそばを
すごいスピードで通りすぎる小魚の群れもいます。

海の中を見る眼を少し持ったので
陸の上を見る眼が
変わりました。

陸の上を見るとき
海の中を見るときと同じ眼で見ると

空を飛ぶ鳥も
小さな昆虫も
空中を飛ぶハエやハチも
ムカデもミミズも
猫も
猪も
私の周りには美しい生き物が
たくさんいて
その中に自分も生きていることが
とても
しあわせに感じます。

海も陸も
同じ眼で見ると
地球という星に生まれて
よかったなぁと思います。





妖怪化のこと

2020-07-30 15:49:00 | 日記
以前
家の妖怪化のことを書きましたが

オオタケデザインさんの
車も
かなり妖怪化していました。

たしか30年乗っていると
オオタケさんは話してくれました。
我が家の200年に比べると
30年は
歴史は少ないけれど
その風格は
もう
ただの車ではない感じでした。

エンジンはなんともないそうで
心臓は強い。
ドアは閉める時は
とても素材的な音がして
コツがいります。

木材を運んだり
カヤックを運んだり
オオタケデザインさんの
仕事を担ってきた車なのだと思います。

試乗が終わったあと
オオタケさんは
その車の上に立って
海を見ていました。

その光景は
車と
オオタケさんと
カヤックとが
地球の中心にいる、という感じでした。






ほうきの思い出

2020-07-30 15:39:00 | 日記
もう30年近く前のことです。
I駅の近くに小さな
雑貨屋さんがありました。

たわしや
バケツなど
いろいろ
日常で使うものを売っていました。

そのお店の店先では
いつも
おじさんが
ほうきを作っていました。

私は
そのほうきがとても欲しかったのです。

私はある日
おじさんにほうきを
頼みました。

どんなに高くても
買うつもりでしたので
値段は
聞かずに注文しました。

ほうきが出来上がり
お店に取りに行くと
おじさんは
申し訳なさそうに
値段をいいました。
2300円だったか
3600円だったか
残念ながら忘れてしまいましたが。

私は
おじさんが作ってくれたほうきを
家まで持って帰りました。

ほうきを
ゆらゆら揺らしながら
なんだか
おじさんと手を繋いでいるような
くすぐったいような
気持ちでした。

今も
活躍している
しっかり編まれた美しいほうきです。




荒れた海の思い出

2020-07-29 22:02:00 | 
何年か前、
関西地方に大きな台風が来た翌日に
いとこめいと
明石の海でSUPをやりました。

その日は晴れ、南の風風速6メートルで
海は荒れていました。
そんな中、SUP体験の若い女性たちが多勢来ていました。

私たちはボードを借りて海に出ました。
大きな波に向かって海に出るのは
少し勇気が入りますが、
意外とひっくり返らないのです。

波が、前からも横からも後ろからも
とにかくいろいろな方向から来て
とても立っては漕げませんでした。

正座して漕ぎましたが、
漕ぐというよりも
パドルでバランスを取るという感じでした。

荒れた海でのSUPは
ドキドキしながらも
ワクワクして
とても楽しかったのです。
(人の目がたくさんありましたし、危険なので遠くへは行かないように言われました)

若い子たちもキャーキャーいいながら
ボードに乗っていました。

荒れた海でわかったことは
ボードは人が乗っているとひっくり返らないということでした。
ただ
砂浜へ戻る時が一番怖かったです。
波に飲まれて必ず
ひっくりかえりました。
そして自分とボードの位置はうまく取れず、ボードよりも岸側に
身体を置いてしまい、
危なかったです。

絶対に自分では
選ばない海でしたので、
とても貴重な体験、思い出となりました。







今日のこと

2020-07-29 20:32:00 | 日記
それだけが理由ではありませんが
夏休みが欲しくて
今の職に
転職しました。

面接をして
採用が決まって
ほっとして
帰ろうとしたところで
上司にあたる人から
「女性が多いので
いろいろあるみたいなんですが
大丈夫ですか?」と言われました。

その時、私は
「大丈夫です」と
答えました。
そう答える他に
思いつかなかったのです。


そして
今日、
私は、はじめて上司に
軽くSOSを出しました。

「こんなに不満や不平を言わない人ははじめて」と言われながら
頑張ってきましたが、

あまり我慢は良くないと思うし
私にも
普通に感情があることをわかってもらわないと困ると思ったのです。

私の前の人は
何人も辞めているようです。

軽くですが
 SOSが出せて
心がずいぶん軽くなりました。