チカラ入り過ぎ文

夏休み学童の助っ人に来てた人から、朝、LINEが。

初等教育の資格があり、小学校教師をしていたが、
子どもが3人産まれると働けなくなり、
今は算数だけを全学年に教え、時給で働いている。
夏休みは小学校が休みなので学童でバイト。


夏休み開けた頃、突然、
土曜日や他の人が休んだ際の穴埋めをしてくれてた人が退職。
このエリア3学童が困るため、
私が彼女にオファーしたのだ。
「土曜日の専任に入ってちょ〜！」

で、土曜日の穴は埋まった。



頭も良くて腰が低くて明るくて、
外部からお願いするにはこれ以上ないような人。
で〜も、LINEの表現がちと重たい。だいぶ重たい。




朝、突然、チカラ入り過ぎの文章が来た。

なんだ？　なんで？
昨日、土曜日出勤して、
きっとペア組んだ人と私の話をしたんだろう。
午後シフトだったんだなあ。
午後シフトメンバーは、全部仲良しなので、
悪口は言わないと思う。

でも、70才以上の人に、
70才以上はうちのチームはお断りしま〜す。
とか平気で言う私なので、そのへん、愚痴もありそう。
だって耳が遠いとか認知症の人もいるんだもん。
アレ、業務に支障あるよ。


にしても、演歌みたいな重さだよ。





チラ見して、すぐ返信する体力なし。
少し時間を置いてから、やっと返事を送った。

そしたら、また「泣けましたー！」てな文が返ってきた。
あ〜あ。

で！　最後のフレーズに吹き出した！








ひ、ひえ〜〜〜　名前間違えとるやないか〜　
そうだよワタナベだよ、ワタナベ！　
お家が渡辺邸近くのワタナベさん！

散々こぶしのきいた世界だったのに、

一瞬でガラガラーッと崩れて、
吉本新喜劇の定番ネタみたいなオチ。

なんてマヌケなわたくし。

いっぱい褒められて、実際はコレだよ。

まあね、ほんと、もったいない私だ。
こんな所で尊敬なんかいらない。
もっと別の生き方ができたはず。

この泰子さんも、とてももったいない。
そう、ほんとはそれを伝えてあげたかった。
子どもに明け暮れて、時を逃すなと。
子どもより自分にかけろと。