遊ちゃんと2人だけの夜

・・自分記録の独り綴り・・

カジュアル

2019-06-30 18:54:43 | 不思議なこと



ツイートで電撃的に会ってしまうの?
びっくりだわ。


ちらちらテキトーにテレビ見てる程度の私には、

入念に準備した20ヶ国集合より、
こっちの方がずっとインパクトがあった。



G20の集合写真は、
どこにでもある、おじさん会合みたいだった。
みんな仲良く嬉しそうに笑ってた。
ここに来れて嬉しい親睦会みたいなイメージ。
費用が莫大にかかっただろうに、成果はあったのかね。


明日そっちに行こうかな、うんいいよ、おいでよ、じゃ行くぅ。
ツイッターをやめた方がいいと思ってたけど、
こんな前代未聞な活用があるとはね。。
なんてカジュアルなんだ。
そう見せかけただけなのか、わかんないけど。

並んで立つ姿を見たら、
北の方は、あら、やだ、また背が高いわ。
たいして身長差がない。
トランプさん同様に大きく見える。

日本の大臣とかも、海外の要人と会う時は、
その手でいけばいいんじゃないの?



あ、そうだ。
G20が終わったから、大阪に荷物が送れる。

24日から29日の期間は運送会社が動いていません。
30日以降に出して下さい、とPCメーカーから念を押されてた。


パソコンのバッテリーにリコールがかかり、
バッテリー交換した。
発火の危険がある古い方、返送しなくちゃ。















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ほおずきの花

2019-06-30 17:52:08 | 花・植物

木曜日かな、午前、庭の手入れを終えて、
シャワーする直前に友から電話が入り、

ほおずきの苗いる?

え? ほおずき?

可愛いよねえ。今から 苗を持って行くよ!

あ、今からシャワーするから、あのね・・

ちょうどいいよ、しないで待ってて、15分で行くから!



一方的に話がついたらしい・・

汗をかいて髪がメデューサのように乱れてるってのに、
何がちょうどいいんだか、
わたし、このまま15分待つわけ?
え〜〜 今なの?
ほおずきって可愛かったかなあ?
いる、って返事しなかった気がするけどなあ・・


といういきさつ?
いきさつなんか、ないな。
親切と押し付けのハザマで、友が勝手に持ってきた。


2日間放置し、土曜日、雨降る中で地植えした。

これは地植えから1日後の今日の写真。
ちゃんと元気に、ここを居場所と決めたようだ。




見ると、白い花がついている。




下を向いて咲くのかな。そういう花?





仕方なしに、チューリップの球根を掘り起こした場所に植えた。
ほんとは、この辺のハーブも全部整理して、
薔薇を植えようと思っていたんだけど、
突然ほおずきコーナーになっちゃったなあ。


彼女は自分の好きな植物を、いつも突然持ってくるから、
うちには、彼女のハザマ植物が何種類もある。
いいんだか悪いんだか、まあ、いっか。















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海辺の熊さん・・ばったり狸

2019-06-28 01:17:27 | ない
夜更けて つらつら思いこと。


前回の寒がり女性、
会った時に、私にこう聞いた。

「えー! 夕方、海を散歩して怖くないですか?」


私は一瞬、何のことか分からず、
「暗くなるまではいないわよ。」
と答えた。


すると、
「1人で、ですか? 」
とさらに驚いたような顔で言う。

いったい何のことやら・・

雨の日以外、私は夕方、ワンコと海辺を散歩する。
そんなもん、ワンコ散歩は通常飼い主1人に決まってるじゃない。


彼女の言葉がチンプンカンプンだから、テキトーに返事した。

「釣り人がいつも10人くらいはいるけど。」
晴れた土日はその3倍はいる。
よく釣れる場所らしく、邪魔なくらいたくさん来る。

彼女は呆れ果てたという顔で、声を張り上げた。


「 危なーい! クマが出るかもしれないのにー!」


・・はぁ?
クマって、・・もしかして、熊のこと?


呆気にとられた。
「海に熊なんか、いないわよ」
ちょっとムッとした。
わたくしの地元の海辺に、なんで熊がのしのし歩いていると言うのだ。


すると、最近東京から移住したばかりの女性が話に入ってきた。

「だって、熊の注意情報、出たよね? 親子の熊が海にいた、って。」
「そうそう! 市から注意情報がメールで届きましたよね?」
「◯北地区の、海の近くだって書いてあったよねえ?」
「それそれ! 海以外にも、あちこちで熊が出てますよねえ。」
「怖いわよねー! 海、行けなーい!」
「怖い怖い。散歩なんか危ないですよ。」



へえ・・
私にはそんなメール来ないわ。
災害緊急メールしか登録してないし。



2人は私を、
やだ、この人ったら、なんで知らないの、おバカさんねえ。
みたいな顔して見てる。


寒がり女性は、すごく山あいの地域に住んでいる。
うちに雪が2センチ降ると、彼女の家には40センチ積もる。
最近移住してきた女性は、私の住む場所を知らない。
その場の空気に調子よく同調する癖がある。
温泉街に買った新居は、前にカモシカが出没した辺りだ。



あのぅ、もしもしぃ、あなた達ぃ、
地形が違うのよ、山が遠いのよ、うちの海は。
◯北地区は、山肌に海岸道路1本あるだけの場所が多いでしょ。
熊出没地も、山から海まで100メートル範疇の所だよ、そこは。
ここは、山から15キロ以上離れてんのよ。
熊さんが辿り着くには、住宅地や道路をいくつも超えなきゃいけないの。
15キロ間、熊を野放しで散歩させるかしらね、住民も警察も。


あなた達の家の方が、熊さん出る確率ははるかに高い。
私が熊さんに出くわす前に、
あなた達はとっくに熊さんに襲われてるわよ。



注意情報はわかったけど、

私はなんだか、シラ〜としてしまって、
頭の中で、ふらっと夕陽の浜辺を散歩した。
あ、潮騒が聞こえる。 あ、陽が落ちる・・


めんどくさくなって、2人に言った。


「そうなんだあ。 熊ねえ。 気をつけよう。」

2人は、ほんとに気をつけてねえ、とため息まじりに頷いた。




人って分かり合えないのが常だもの。
いくら話しても、分かるのは、話が分かる人だけ。
いいわ、彼女達とは通じ合えなくても。



で、帰宅して、シャワーしていたら思い出した。


そうだ、3年前、見たわ、海で。


散歩してたら、
遊ちゃんが急に立ち止まった。前を見たら、
ほんの10メートルくらい先に、こげ茶色の中型犬。
顔は三角、毛は硬そうなフサフサ、ポメラニアンの混ざった雑種?
ひょんひょんと軽いテンポで歩いてくる。
そして、こちらに気づいた三角顔の目と、私の目が合った。
私を見てから、目線を落として遊ちゃんを見た。


犬かな? 飼い主がいない。犬だけ?

遊ちゃんは吠えもせず、私と共にフリーズ。
ひょんひょんも、こちらを見つめてフリーズ。
3秒、世界が停止した。


と、ひょんひょんは向きを変え、
動揺のカケラも見せず、ひょんひょんと草むらの中へと歩き去った。

硬直したまま、疑問符な後ろ姿を見送り、ハッと気づいた。

狸だ。
犬じゃない。

だけど海に狸?


そうだ、ばったり狸と遭遇した事があった。
波打ち際から30メートルくらい離れた、コンクリートの小橋の上で。
砂地ではないが、海辺には違いない。


うーん、狸が出るなら、熊も出るかな。
この海でリュウグウノツカイも網にかかるんだから、
熊くらい出ても不思議はないか?

海に熊くらいいるわよねえ?

・・・やだやだ。

時とともに何でも変わるのねえ。
やっぱり、熊さんに襲われるのは、私の方が先なのかな。






















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寒い女

2019-06-26 23:03:15 | 不思議なこと



今日は蒸し暑くて、
夕方、立ち上がったら、メマイがした。
立ち上がってクラ〜と視界が回り数歩よろけて歩いた。

外に1時間くらい いたからだ。暑さに弱い。
日なたは30度はあった気がする。


なのに、

10日ぶりか?に会った女性は、寒いと言った。

寒い? ・・寒い?

そう、この人は、いつも寒いと言う。

真冬は無論むちゃくちゃ寒がる。
春も秋も寒いと言う。

今日は気温28度なのに寒いと言った。

室温26度設定の冷房した部屋にいて、
エアコンの風が当たるから、
半袖じゃ寒いと、上から長袖を羽織った。
さらに重ね着しても、それでも寒い寒いと言う。

だから、冷房を切った。


血行がすごく悪いんじゃないの?


と、言うと、
のんびりおっとりな彼女は、
そうなかなあ、
と、にっこり笑顔で平坦に返事する。
内心イラつく。私は蒸し暑くて、冷房したい。


世の中には、共通感覚?に当てはまらない人がいる。

身近な彼女もその1人だ。

すごく血行が悪いせいだと思う。

携帯を持って話してるだけで手が痺れる私より、
きっと彼女は何倍も血行が悪いのだ。


彼女は善良でごく平凡な女性だけど、
あの、季節に関わらぬ寒い寒いを聞いてると、
非常に非凡だ。


冷房を切ったのに、
寒いからと、タオルをマフラーにしていた。

不思議な人。
私は蒸し暑くてしかたないのに。。

彼女に会うたび、
暑さ寒さの感覚が分からない。


おっとりさんだから自分で気づいていないと思うけど、

これだけ一年中寒い寒いと口にする人は他にいない。

時々、奇妙さすら漂う。
28度で寒い女。















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ツーッと水平

2019-06-25 02:09:41 | 風の音
夜更けて つらつら思うこと。


バッテリーが切れたように、眠ってた。
昨夜はよく寝たはずだけどな。

昨日の夕方のアルコールのせいかな。
たいした量じゃなかったけど、飲んだ疲れが出たのかな。

それとも、梅雨だから?



昨夜、毎度の夕食の誘い。

叔父宅で焼肉やさまざま食べ、
久しぶりに叔父とビール数缶空けながら、
先日の地震の日のあれこれ、
テンポウの地震の記録、
檀家のない寺の住職が八卦で生計を立てていた話など、
( ↑ 今は無人寺。2年前に私はこの寺の保存会を退会。)
話が盛り上がった。

住民が日常的に八卦を占ってもらいに行く話が、ほんとに面白い。
明日はどこで魚が漁れる? 財布をどこに忘れた?
赤ちゃんの名前は? 夫の浮気相手は? 姑を早く死なせるには?
昭和30年代までの小さな町の実際の話。
憎い相手を呪い殺す秘密の儀式?もほんとにやっていたらしい。
ちょっとタイムスリップして、覗いてみたくなる。

小説「月山」の元になった山形県注連寺から、
焼き討ちに合う直前、お宝などを運んで隠した寺で、
歴史的価値のある仏像は今もズラリとある。
でも、売って価値のある品々は、蔵から消えている。
創設以来ずっと檀家のない、そのくせ庶民の拠り所みたいな寺だった。
貧乏寺なのに、身寄りのない子をたくさん育てた。
子ども達を養うために、お宝を売ったのかなあ。



たぶん、私の飲んだ量は、500ミリ缶2本分くらい。
叔父と飲む時は、どんどん注がれないよう、
飲み方を加減するから、昨夜はまあ、そんなもんかな。

今年になって、私がほとんど酒の相手をしなくなって、
叔父の酒量もガクンと減った。
いいことだ。彼も飲み過ぎだった。


ビデオが死んでからの8年で、
ほぼ一生分の容量を飲んだから、
私はもう余生酒をチビチビ飲む程度にしとこ。


それにしても体力がない。
疲れちゃう。

夢中になるものがないせいかな。

今日を生きて、明日目覚めて、
だけど、目の前を切り開こうっていう気力のない日の積み重ねは、

これは、余生だなあ。
酒と同じ。

もう余りなのかも。

そんなことを、ふっと感じてしまう、夜中の目覚め。

思わなきゃ、心配事なんて何もない。
計算しなきゃ、お金の心配もない。
思い煩わなきゃ、私の心は空っぽで、ツーッと水平だ。


思い悩む容量も、もうなくなったのかな、と感じたり、
自分のポジションとまるで関係なく、単に、
物事が、取り囲む世界が、至極簡単にたあいなく見えたりすること、

これって、老いなのかな。

あ、2時だ。
寝ようかな。










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