遊ちゃんと2人だけの夜

・・自分記録の独り綴り・・

千里の道

2019-11-29 17:28:39 | 風の音
3、4日前から、胃に圧迫感があった。
前日は胃が痛み出した。






縁ある人、千里の道を超えて会いにくる。


そうなのか。
そうでないのか。




今朝は初雪。




さて、
どうやって生きていこう。
そのうち尽きるか。
いっ歩、いっ歩、いっ歩、
積み上げたら生きていけるのか。



神さま、いる?












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洗脳

2019-11-26 21:46:02 | 風の音
息子の妻は、とても天真爛漫で、見た目も可愛い。
うちの家族にはなかったタイプで、
私も息子も、それをすごく喜んでいる。


結婚は、宝くじの当たりを引き当てるくらい当たり確率が低い。

末尾1桁の数字ひとつ当るくらいはよくあるが、
1等2等は、明日交通事故で死ぬより確率が低い。


と、私は子ども達に教えてきた。


だから娘は、わたし結婚しないわ!と宣言し、
息子は、両親を(何ごとにおいても)反面教師にする、と言う。

どちらも、賢い。どちらも正解だ。


息子は、今んところ、私が見るには、
宝くじの4等以内には当たった。

・・結婚する時、宝くじの1等に当たったくらいの、
完全満足感の人なんか、世の中ホントにいるのかな。


いや、息子のお嫁さんを見てると、辛口の私とはいえ、
2等に当たったくらい言ってもいいのだが、

未来のことはどんな夫婦であろうと分かんないし、
1等か4等か、またはハズレかは未来の双方が決めることだ。




で、我が家一番の賢明な息子のお嫁さんは、
とーても無邪気でまっすぐな女の子で、

お友達の結婚式に、つい最近出席し、

も〜〜とても影響されたみたいで、

結婚式を挙げたい気持ちがモリモリ湧き上がったらしい。


よく分かる。そーゆーもんだ。
私も女の子だった時、そんな気持ちになったことがある。


しかし、私の場合は、
ウェディングドレスを着てみたいだけだった。

今だってチャンスがあるなら着てみたい。
単にウェディングドレスとか綺麗なドレスが着たいだけだ。


普段会わない親類だの好きでもない上司だのを呼び、
長ったらしい祝辞だの、友達のヘタクソなスピーチは要らん。
小学生の学芸会みたいな「舞台劇」をやる恥ずかしさは、
わたくしの場合、非常に意に反する。

それでも、わたくしの場合、1人っ子で、
なんたって、わたくしの母親が非常に結婚しろしろとうるさく、
イザ結婚するとなったら、嬉しがって、
地元のホテルで披露宴的なものを、まずやって、
それから東京のホテルで、ふつーの披露宴をやる・・っていう、
めっちゃ母親主導のダブルセレモニーをやらされたので、


わたくしの、
何これ、バカみたい感は、強烈に根付き、


もう一回結婚する時は、

南の島で、彼と2人だけで結婚式をするわ!

と決意させたのだ。


ま、人生はままならず、2度目の結婚式は実現しいままだが。。



であるからして、子どもにも、
やらなくてもいいけど万が一、結婚式を挙げるなら、
南の島で2人で結婚式をしなさい、と、
わたくしは、口を酸っぱくして語ってきた。


結婚式などに上司はいらん。
普段付き合いのない親類など、もっといらん。


息子には私の暗示が効いているから、
息子は、そーゆー派なのだが、


他人様がお育てなさった健やかなお嬢さんは、

健やかゆえに、ごく普通の結婚式を挙げたいらしい。



しかも、色打ち掛けを着たいらしい。
和装の結婚式をしたいらしい。



うーん。
やっぱ短期間では洗脳し切れなかったか、他人様のお嬢さん。


息子に聞いた。

「南の島でやらないわけ?」
「それは旅行のオプションでやりたいんだって」
「神社婚がしたいわけ?」
「らしいよ」
「あのさ、君は反対意見とか述べないわけ?」
「述べても、通らない感じ」



ああ結婚式。

んなもん、なんで憧れる?


うちの娘と息子は、
ディズニーランドもうざいセレモニーも嫌い、に育てた。
私が嫌いだからね。


うーん、これが他人が家族になるということか。


「普通の親なら、普通の結婚式を望むんじゃないの?」
「そうなの? じゃ、うち、普通じゃないね」
「うん、 たふん」


来年あたり、普通の親のフリをしないといけない日がくるのか。


普通って、ほんと面倒くさい。
もう少し、お嫁さんを洗脳しなければ。








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受け入れられない

2019-11-22 05:56:04 | ごく日常のこと



写真右端は、ブリしゃぶのブリだけ。
鍋の出汁がきいていて、野菜やキノコが美味しかった。
しゃぶしゃぶしても、ブリはかすかにブリの匂いがして、
私は長めに出汁に浸し、煮えたのを食べた。





久しぶりにジョッキ3杯半。
睡眠不足だったから酔った。

叔母達は飲まないから、飲むのは叔父と私だけ。

同じ顔ぶれで5年同じ食事会をやってきている。
見渡すと、皆さま、年を取ったなあ、と思う。

当然わたしも、そうだけど。

この会、来年はあっても、再来年はあるのやら。


叔父は78歳になった。
叔母も年末には78。
義理叔母も、2人と同級生だから78。

若々しかったカヨちゃんも72歳? 73歳かな。



カヨちゃん、
アイドルみたいに可愛い人だったのに。
うーん、老けたわ。


カヨちゃんは50代半ばで未亡人になった。
それから大変な数年が続いた。

でも、それから・・
カヨちゃんには千葉に住む彼氏ができた。
中学の同級会で再会し、彼から熱い言葉をかけられ、
60歳からお付き合いが始まった。
それから12年か13年、お付き合い継続中のようだ。

何年か前に打ち明けてくれた。
聞いた時には驚いた。
60歳から始まる男女。
遠距離交際。

毎年、北海道旅行に車で出かけている。
なんで飽きもせずに毎回北海道なのか知らないけど。
車で北海道なんて、そのうち無理になるだろう。


食べ飲みしながらお喋りし、
賑やかに楽しく過ごしながら、


年を重ねていくことを、
どこかでどうしても受け入れられない自分を感じた。







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母危篤

2019-11-21 12:51:15 | ごく日常のこと
昨夕、叔母から電話。

要約すると、

明日夕方、あの店に行くから、
仕事を早退して、6時前に帰宅せよ。


そう、わかった。


最近は、
夜外食をほとんど付き合ってないけど、
今回は行くことにした。


早退ねえ。

じゃ、叔父Bが入院したことにするか。



娘は高校時代から、
おばあちゃんの危篤、を3回以上、使った。
2年前は、私が入院したことにして帰省した。


これは私が知ってる範囲だから、
ほんとはもっとあるに違いない。

ついに私まで口実にされる時期が来たのか、
と聞いた時には内心ゾッとした。

そのうち、母危篤、も使われる可能性がある。

実際、その時期が来る前に、

私もその手でいくことにした。



すいません、叔父が入院したので、
今日は5時半で早退させてください。

いや、5時にしようかな。










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一粒のダイヤモンド

2019-11-19 10:54:44 | 風の音
お天気は荒れ模様。
こんな日は自分で気合いを入れないと憂鬱気分が支配する。
そうはいっても気合なんか入らない。


4年ぶりかな、あれは3年前ではないよなあ?・・・
どこかで時間軸が狂ったままなので、よく分からない。
たぶん4年経つのだろう。
イズハラと会ったのが4年前だから。


と書き始めて、長くなりそうなので、
長く書くのはやめとこ。

書けば果てしなく長い物語だ。






帰りの会の最中、
5時に子どもを迎えに来た顔が・・!

これまで一度も来たことのない顔だから、
私しかその人を知らず、私が出て行った。

小2の女の子の父親。
その子が彼の娘だということを私は去年から知っていた。



アイコさん、お久しぶりです! ここに来てるんですか?
お久しぶりです! ハハハ、そうなんですよ。


ヒロシ君の笑顔はとろけそうに甘い。
誰にでも好かれるホントに羨ましい笑顔だ。



4年前、すでに販売先の決まった分から、
目先出荷予定した20トンの米を強引にかき集めて待機してもらい、
商談決着までの横揺れ縦揺れの数か月を耐えに耐えてもらった相手だ。
中国人二世社長の会社とコメ輸出の話だった。
結局は二世の緩さに翻弄されまくって幕を閉じた。

私とイズハラは打ちのめされ、
結局、ヒロシ君に正式な謝罪をせずに終わった。


台湾輸出の話の時も非常にお世話になった。
細かい事では数えきれないくらいお世話になった。


彼と関連しない案件、イズハラも関連しない案件も含め、
10件以上、すべて上手くいかなかった。

2年前、この夢は捨てた。
ついには闇ルートと思われる組織に遭遇した時に。




あんなに迷惑をかけたのに、彼はにっこにこの笑顔で、
私もなつかしい旧友に会ったような気持ちで、
ほんの短く立ち話をして笑った。



一粒のダイヤモンドがぽろりと心に転がって光った。





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