見よ、素人のめっちゃ扱いを知らぬ人間が植えた、
チューリップの球根が芽を出してる。
雪の降らない異常気象の冬にも負けず、
大ざっぱ過ぎる土の足らない植え方にも負けず、
命絶やさずと芽を出す命の尊さよ。
この球根は4年目である。
ま。どの程度に育って咲くかは知りませんが。
チューリップの球根は新型コロナウィルのニュース見てないから、
そんなの気にしてない。株価暴落も知らない。
君は意外と幸せぞ。チューリップちゃん。
ワタクシも、今度生まれる時は花になろう。
と、土曜の今宵。
叔母からの電話で、叔父宅(叔母宅)にて、
叔父と飲みの、
毎度の、飲まない叔母も入れての3人夕食的晩酌的宴会。
ちょっと、この家、トイレットペーパーの予備ある?
私が聞くと叔母が答える。
あるある。
でも、TVで言ってた。買いだめが必要ないって。
そうなんだよね、あれはデマなんだけど、
実際、売り切れしてんのよ、ドラッグストアとかさ。
バカが! トイレットペーパー?
誰か、それやって商売してんのか?
と叔父が怒る。
たぶんね。
マスクで誰か思いついたんじゃない?
この地にて(住んでる場所)、
長男優遇の育て方の、あまりの極端さはどうなのか。
ってテーマもだいぶ論じた。
私の母(叔母の姉)は、
認知症になってから、
兄ばかり可愛がられて、自分が可愛がられないと、
急に昔話を始めて泣くことがあって、
息子の受験前の時期に帰省して介護する私はビックリすることがあった。
と話すと、
北前船の寄港地で、
県有数の大棚が何軒も揃ってた昭和初期までは、
大棚の商売に寄り添った商売家ばかりで、
跡継ぎ長男は宝物のように大事な存在だった。
とか・・
うって変わって、叔父の昔話編、今夜も登場。
日本◆産の、ウン十年昔の、船の中での急死は水葬だった。
え?水葬って海に?そんなことしていいの?
しょうがない。それしかないんだ。
キャンバス地に丁寧にくるんで、板をそえ、重りを付けて、
船長が吊るしたロープを切るんだ。
深水1500mの海に沈んでいった。
え、いやだ。1500mに沈みたくない!
お通夜も葬式もやって、お経をあげて、
船長がロープを切る前に、ボォーー!!と汽笛を鳴らして。
じゃあ、お坊さんも乗ってるの?
いや、何百人もいると、1人や2人、お経をあげられるのもいる。
宗派は関係ないのね?
そんなもん、何でもかまわない。
海のど真ん中で死んで、南無妙法蓮華経もアーメンも違いがあるか。
あ~~そう。お医者さんも乗ってるのに・・
ああ、医者が死んだこともあった。
朝になったら、冷たくなってた。
ほら、この医者(と日◆水産の年代史本を持ってきて見せる叔父)
この医者の場合は冷凍にして遺体を日本に持ち帰った。
え~~! 冷凍って、魚と一緒に冷蔵庫に入れたの?
うん。そこしかない。
ドラム缶で持ち帰ったのもあったなあ。
と叔母が、
そんな話は終わりにして。
と言うけど、ほんとはもっとホラー話を詳しく聞きたい。
で、叔父と目と目で合図。
この家のお酒飲まない女王様の意に沿って、
ささっと話題をかえる、とても懸命な酔っぱらいの叔父と私。
とかとか、もっといろんな話題をとっかえひっかえ、
今夜も3人盛り上がって、
たぶん、ワタクシの、
老夫婦2人の夕食を楽しく盛り上げるという役目を果たして、
すっかり眠くなったゆーちゃんと帰宅。
ふ・・・
新型コロナのニュースばっかでTV見たくない。
東北の地震被害の報道を毎日毎日見てて、
心病んだ人まで出た時みたいに、
コロナニュースで、余計に世の中ダメにする。
と思わない? 不安感を煽るわよね。
経済打撃、計り知れない。