遊ちゃんと2人だけの夜

・・自分記録の独り綴り・・

補聴器

2019-10-31 19:53:23 | ごく日常のこと






母の忘れ形見の、
私が全く放置している菊。

秋を忘れずに咲いてくれている。

愛おしい。





本日はミーティング。

最近、毎週、ミーティングする不思議。



で、事前に皆に書かせて集めた業務上の疑問や要望は、
所長が、テキトーに上の立場から、全部否定し、




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わたしの居場所はここではない

2019-10-30 05:17:49 | 職場・子ども・発達障害に類する話




自分という塊が、
現実的困難からうまく目を逸らし、
心が順調に前を見据えて いたような気になっていたら、


ふいにナイフのように斬り込んでくる、
違う!という叫び。
直感めいた叫び。


何が違うのか。

わたしの居場所はここではない。




他に見当たらなかったから身を置いた短時間の仕事場で、今日、


3年生の体の大きな男の子が、
手に折り紙を持って声をかけてきた。

その折り紙の複雑な折り方に目を向けると、
変なことを言い出す。
ねえ、これを開いてみて、と言って。

折った部分を開けという意味か、わからない。
子どもはたまに脈絡なく意味のないことを言うから、
つまらないと思いながらも付き合って、

おうむ返しに、開いてみて、と・・

言った瞬間、顔にツバが飛んできた。

何かの直感で、私は顔をそらしたから、

顔にツバはかからなかった。


私は男の子の手首を掴んだ。



開いてみて、と言ってから、
ツバが飛び、顔をそらし、手首を掴むまで、2秒以内。



無為の中に斬り込んできた、たった2秒のストーリー。



怒りを込め低い声で聞いた。

人にツバをかけるということは、最低のことよ!
なんで、こんなことをするの!


うーん・・ 面白いかと思って・・


面白いと思う人はいない!
人として最低なことよ!
最低な人が、もっと最低だと思う人にやること。
私はあなたに何もしていない。
あなたは非常に失礼なことをしたの。わかる?
人に対してやってはいけないこと!


子どもらは皆、
私が本気で怒ると低い声になるのを知っているから、
部屋の中は静まり返った。皆が私と男の子を見ていた。


真正面に立って男の子の顔を見るが、目を合わせてこない。

子どもはたいていそうだ。
自分が考えもなく他愛なくやったことが、
ふいに恥ずかしい過ちに変わってしまったことを知ると、
目を合わせない。


頷いて応えている風を装いながらも、
皆の注目を集めているバツの悪い状況から、
早く逃げ出したくてたまらない、心の中にはそれしかない。



子どもを叱りながら、
頭の中で別の意識があった。


抜け出さなきゃ。
違う!




男の子はひとり親家庭の子。
母親の実家も近くではないから、
子育てに身近な助けのない、母親との2人暮らしだ。
3年生だが、背丈は6年生くらいある。内面もマセている。
普段は大人しそうに見えるが、
支配力が強く高圧的で反抗的な面もある。


母親は今年3月くらいから、急にきれいになった。
若いのに髪も服装もかまわず、
もっさりと無表情な顔して息子を迎えに来ていたのが、
急に可愛らしく愛想が良くなった。
恋愛をしているに違いない。

早熟な息子には、
それが何かの形で影響しているはず。
モヤモヤと表現しようのない不安感を与えているのだろう。


それにしても、
他の人は、あの子は反抗的だと漏らしていたが、
私には嫌な態度をとったことはなかった。


ツバをかける行為も、
敵意や仕返しでやったのではない。

では、なぜ?
気をひくため?

わからない。
なんで突然、あんなことをやったのだろう。
たぶん本人にすら、わからないだろう。



私には、あらためての・・

覚醒だった。





いつの間にか、死ぬか生きるか、を考えなくなった。
だから、前を向いているのは間違いない。


人生の大底にきて、
こんなに気持ちが平らで強くいられるのだから、
私はもう、今までの10年とは別のステージにいる。

死のうとは思っていない。




激しい感情は表に出さず、
冷静で穏やかな態度で、

必ず納得できる居場所に向かわなければ。
辿り着かなければ。









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ソフトbool

2019-10-27 17:26:24 | 不思議なこと
昨日は午後から仕事に行った。

子どもは1人だけ。
しかし、キマリで、
午前2人午後2人の大人がつくという・・
どうなんだかねえ。


例の中国人が毎日つけてる日報をめくってみた。
発達障害を持つ小1児童2人を担当してるが、
1人は、彼女を大嫌いで来なくなった。
もう1人は、彼女が嫌いだけど来ている。
ひとり親家庭だから、来なきゃ親が働けないからだ。


パラパラめくると、毎日毎日、
小学校低学年レベルのメモ書き日報だ。


・おやつ 完食しました。
・遊び サッカーしました。
・勉強 宿題を全部しました。
・夕方寝てしまいました。1時間寝ました。


ながめながら、
頭の中でカラスの鳴き声が聞こえた。
アホ〜アホ〜アホ〜
あ、カラスはそんな風に鳴かなかったかな。


金曜日の日報で目が止まった。


え?


・遊び ソフトbool しました。



子どもらは野球と呼んでいるが、まあね、ソフトブールね、
彼女の国ではこういう綴りなのね。




誰よ!
日本の国立大学卒&国立大学院卒の履歴書を信じて、
このホームレスみたいな風貌の大木女を採用したのは!


しっかし毎日、これによくハンコ押せるもんだわ。





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番外編 4

2019-10-19 17:07:43 | ごく日常のこと
今日は雨。眠い。

ユヴァル・ノア・ハラリの「ホモ・デウス」を借りてきた。
上下あるから、読むのに時間がかかりそう。

最初のページ半分読んだだけで面白そう。
最後まで読めるかな。





ベストセラーになったという「サピエンス全史」から読みたかったが、
市内の別の図書館で貸し出し中だという。
市全部の図書館に、1 冊しかないらしい。
6万人しかいない市民の中の、誰かが借りている。


ネット記事は目が痛くなるし飽き飽きした。
ムンちゃんキンちゃんトラちゃん記事を読み終えると、
漫画か童話の主人公達のお話に思えてくる。
キャラが濃くて極端だから、
人物説明もやってることも数行でまとまる。
漫画よりも童話向けだわ。

東京オリンピックのドタバタも、かいつまんで、
子ども向けの簡単な描き方にすると児童ユーモア文学になる。

世界って意外と幼稚にできている。



さて、読書。









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おいとま番外編 3

2019-10-17 03:47:11 | ごく日常のこと
寒い。急に寒々してきた。
ゆーちゃんにも洋服を着せた。
海散歩は最近、晴れた日の、
昼の12時頃に出かけることにしている。







服を脱がせて、思い切りお砂場遊び。
ゆーちゃん、ほんと海散歩が好き。
帰りぎわ、何度も立ち止まっては、海を振り返る。
もうちょっといたいなあ、と言いながら、
海の匂いを胸いっぱいに吸い込んでる。


ところで、台風による河川氾濫、堤防決壊の多かったこと。
ここは雨量が少なめだったから、被害はなかったけど、
聞くところによれば、
近くの一級河川の一部に危険箇所もあったらしい。


上の写真は海に向かって右側。
反対の左側400メートル先には、一級河川の河口がある。

その河口ときたら、常に砂が堆積していて狭くなっている。
天候によっては、一定時期、砂で中州みたいな場所ができる。
河口が浅くて狭いって、どいことよ。


しかも、河口からこちら側200メートル辺りまで、
あり得ないくらいの浅瀬になっている。
釣り人が波打ち際から30メートル海に入って行っても
腰のあたりまでしか浸からない。
何年も海岸侵食が問題になっているのに、
こんな遠浅の場所は他にない。

河口付近は大量の砂が堆積している、ってことだ。

単なるワンコ散歩者が移住ひと月で気づくくらいだから、
地区会長らは当然知っているし、行政も知っているはず。


なのに放置されている。

ハザードマップ上、
この辺り一帯は水没10メートルとなっている。
我が家も水没、けっこうな広範囲が該当する。


この一級河川の危険性からだ。


河口を掘って広げなきゃダメだよ!
と大雨のたびに叔父に言うけど、
海岸侵食や海上風力発電にはあんなに多弁な叔父すら、

そうなんだよなあ、と答えるだけ。

地区副会長にも言ったことがあるけど、

そうなんだよなあ、だった。

みんな分かっている。なのに、誰も動かない。


河口や付近の砂浜は、雨が降るたびに形相を変える。
ほんとに、いつもの場所が、雨が降るたび違っている。



だから一回掘っても、季節や天候で元のもくあみになる。
川はともかく、海流や海の中の状態までは手がつけられない。
ここを掘ると、砂が別の所に寄ったり削られたり弊害が必ずでる。
とか、

しまいには、
自然のやることにはかなわないんだ、とか言う。

へえ。で、ほっとくわけだ。
我が家は流されちゃいますけど。
叔父さんちはセーフでも、
他いっぱい命もろともドロドロに流れちゃいますけど。


頭の良い人、専門家、頭悪くても行政の役人、市長!
あ、地元出の国会議員!
なんか考えて手を打ちなさいよ。


こんなに災害被害が大きくなってきていても、
19号被害があれだけ報道されても、

明日は我が身と怯えることもなく、
なんて楽天的な方々の多くお住まいなことか。


自然にはかなわないって、
壊す部分はたくさん壊し、痛めつけ放題やりながら、
時々、明治時代の農民みたいな善良無力な顔をする。




河口を眺めると、
先日の台風が、木ゴミと砂を運んで浅瀬をさらに埋めてた。

被害がなかったものだから、
おエライ人ら、誰も確認しに来ない。

今回難を免れても、次はどうなの?
宝くじは当たりっこなくても、
災害はどんどん当たる確率を高めてきてますけど。





でもまあ、きれいに晴れた今日は、
ゆーちゃんと海にいて、
そんなこともテレビ報道の悲惨さも、
たまにヒステリー起こす中国人のことも忘れて、
のんびり浜辺日向ぼっこを楽しんでた。

青い空を見上げるひと時の幸せ。














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