先日の、震度4(私の住むM市)で緊急地震速報が鳴った時、
震源地は佐渡沖だった。
揺れが強い場所は、
佐渡から内陸の長岡や小千谷の辺りだった。
今回の能登沖地震では、余震があるたび毎回、
佐渡と内陸のその辺りが、強い震度を示していた。
断層が線を引くように繋がっているんだなと想像がつく。
そして、こんな記事を見たら・・・芯から恐ろしい。
佐渡で震度7?
とすれば、ここも震度6、強?弱?
我が家は元々の築年数が・・・
私が6歳の時に建てて、17歳の時に増築した。
震度6だと倒壊の可能性がある。
その上、海はすぐそこ。歩いて4分か5分だ。
記事にある「港町」とは、新潟中心地真ん中のことか。
元旦の地震で、新潟市西区は液状化現象が激しい。
今回被害の出ていない場所で、
そこより内陸に入った信濃川沿いの広いエリアは、
液状化現象予測マップで最も濃い色をしている。
信濃川の流れを変えて埋めた部分だ。
あの大河をかなりコース変更させて埋め立て、
その上を住宅街にした。
佐渡付近の海が震源地になったら、そこも危ない。
新潟駅から道沿いに万代橋を渡る景観が、
人気も地価も高い。私も新潟で一番好き。
だけど、いつも思ってしまう。
川沿いに次々にマンションが建っていくが、
地震が来たら大丈夫なのか。
掘ったら水が出て工期が延びた話はよくある。当然だ。
津波が川を逆流するだろう。
マンションの下の階は浸水するのでは?
地震が来なければ最高のロケーションではある。
でも来ないとは言えない。
震度7に耐えるマンション?を建てているから平気なのか。
9日、12日と新潟市を往復した。
12日は自衛隊の車をたくさん見た。
県内もかなりの被害が出ている。
新潟県は大きな地震が何度も発生している。
私には昔の「新潟地震」の記憶がある。
あの時の津波は大したことはなかった。
いたる所に地割れができて道がパックリ割れていた。
こんな記事を目にすると、恐怖に包まれる。
何年後? いつ? すぐなの?
こんなにハッキリと書くくらいに予測のつく状態なら、
移転の準備をしなければ。
怖い記事だ。
次の「M7クラス」大地震の前兆が現れている…!
日本地震予知学会がいま、もっとも心配している「港町の名前」
1/14(日) 8:03 Yahoo!ニュース 435
新春を寿ぐはずの元日に突如襲った大地震では、死者・安否不明者が200人を超えている(1月10日時点)。同じ規模の巨大地震はどこで起きるか。地下の異常を冷静に、常時見守る研究で予測する。
【地図】日本地震予知学会が警鐘…次に巨大地震が起きる場所はこちら!
新潟を襲う大津波
Photo by gettyimages
「内陸で起きた地震としては、遡ること実に約130年前、1891年の濃尾地震(M8・0)以来の大地震となりました。マグニチュードで言えば、熊本地震('16年)の3~4倍の規模です。
振り返ってみると、'20年の暮れから、能登半島の珠洲市の近辺では群発地震が起きていました。昨年5月にはM6・5、震度6強という地震も発生していますが、この3年の間にM1以上の地震が約1万4000回も起きていたんです。
その群発地震で、割れ残り(破壊されずにまだ残っている岩盤)の存在が確認され、そこが動く可能性がありました。ですから私は、1年ほど前から能登半島内陸でM7クラスの地震を警戒していたんです」
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地震予知学を専門とする東海大学および静岡県立大学客員教授の長尾年恭氏は、独自の解析に基づき、能登半島で近く大地震が起きるとメディアで発信していた。日本地震予知学会会長も務める長尾氏に、次に大地震が起きる地域を訊いた。
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「今回の地震では、想定していた以上に広範囲で活断層が破壊されてしまった。マグマのような何らかの流体が能登半島の地下10km~20kmに入り込んで断層同士の摩擦力が小さくなり、大きく動いたためです。
震源地を示すのに使われる×マークは単に破壊が開始された点を示すもので、M7・6ほどの規模になると百何十kmという長さの断層が破壊されます。今回は、能登半島の西端から佐渡島近くまで一挙に動きました」
歪みが解消されなかった場所
Photo by gettyimagesふ
「地震学の常識として、破壊された断層部分ではそれまでの歪みが解消されますが、その両端にはなお歪みが残ります。
西端の歪みは'07年の能登半島地震ですでに解消されましたが、断層の東端では大きな地震はまだ発生していません。
ですので、私たちがいま最も心配しているのは、断層の東端、つまり佐渡島付近で同じようなM7クラスの大地震が起きることです。
今回の地震で津波が比較的小さかったのは、断層の多くが内陸にあったからですが、佐渡島付近の海で地震が起きると大津波が発生します。日本海側最大級の港町、人口約80万人の新潟市は大きな津波の被害に襲われるでしょう」
「活断層が破壊されていない割れ残りが存在しているために、私が注目している地域は実は他にもあります。
人口約160万人を擁する福岡市です。'05年にM7・0の福岡県西方沖地震を引き起こした警固断層に、割れ残りが存在するからです。次にそこが破壊されることは多くの地震学者の共通認識になっています。
割れ残りは福岡市中心部である博多区の真下にあり、残っている断層の長さを勘案すれば、最大震度7クラスの地震が懸念されます。
ですから私は、出張などで福岡に行く人には、『格式の高い古いホテルよりも、格安なビジネスホテルでもいいから、築年数が浅いホテルに泊まるように』と忠告しているんです」
北九州市に見られる異常
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「ところでいま、地震学でよく知られている前兆現象の一つが、地震活動の静穏化、要するに”嵐の前の静けさ”です。
地震活動が活発化している地域だけでなく、相対的にそれが低下している静穏な地域も、過去の経験則から大地震が発生する可能性が高いと考えられるのです。
静穏な状態から、地下で断層が徐々に割れてきて活発化し、大地震が起こる。つまり、活発化と静穏化どちらも、地震の前兆を示す異常な状態ということです。
私は気象庁が毎日発表している地震のデータをもとに、過去10年間の平均と比べて、最近1年間はどれほど地震活動が活発なのか、静穏なのかを解析し、それを『地下天気図』と名付けて公表しています。当然ながら、ここ最近は能登半島が非常に活発化していました」
「逆に静穏化が進んでいる地域で注目されるのは北九州市や宗像市付近です。この地域の地震活動データを追跡するなかで複数の異常が確認されており、福岡県は総じて心配です。
他に地震活動が静穏化している地域としては、山梨県・長野県付近と、鹿児島県の屋久島付近が挙げられます。
大地震は静穏化という異常現象が終わってから半年ほどの間に起こります。活発化している地域では『いつ起きるのか』は非常に判断しにくいのですが、静穏化している場合の多くはそれが解消してから起こるので、予測はしやすいと言えますね」
「週刊現代」2024年1月13・20日合併号より
東京や大阪などの大都市は大丈夫なのか? 後編記事『日本地震予知学会が警鐘…! 次に巨大地震が起きる「地域の名前」《地図で一目瞭然》』で、さらに見ていこう。