父母の墓石の隣に生えていた紫露草。
今日午前10時、父の33回忌をやった。
上げ法事、という簡素なもの。
住職にお経をあげてもらい、←その場に立ち会わない
位牌堂にお供物などを備えてもらい、
こちらは予定時間に言って、位牌堂でお線香を立て合掌。
33回忌は弔い上げになるかもしれない、と思う。
50回忌なんかできるんだろうか? 17年後?
母の33回忌は、25年後かな?
住職に、私無理かも、と言ったら、俺も、と言われた。
実は、33回忌を忘れてた。本当なら6月だ。
9月のお彼岸の時、住職に「愛子〜 忘れてるよ。」
と言われて、え??
去年末にハガキを出してあったそうな。来たかな?
というわけで、今日にお願いした。
位牌堂でお線香を立てていたら、私に気づき、
「おはようございます、こっちだよ。」
と呼ばれた部屋で、住職とお茶のみながら世間話。
45分くらい、2人で話はずむ。
お布施1万円、塔婆は千円。←塔婆代は激安
住職、子どもの頃は字が下手だったのに、
職業柄、数をこなして、いつの間にか上手くなっていた。
位牌堂に立ててあった塔婆の毛筆をながめ、
「こんな字が書けるようになったんだねえ。エライエライ。」
と褒めると、悪ガキ同級生住職、ギャハハ!と笑う。
はあ〜 もう5歳からの付き合いだからねえ。
2人でバカ笑いしながら、心の隅でなんか妙に尊く思う。
互いに年を重ねた姿を見る、この何気ない光景の奇跡。