娘は明日の昼くらいに来る。
魚介類が宅配便で一足先に到着。
サーモン、タコ、イクラ、
明太子、たらこ、
緑色の包みは、
マグロ中トロ、マグロカマ、マグロブロック、カマトロ、
はまち、ボラ子?
マグロ多すぎ。わたくしはあまり食べないが。。
娘が大好きだから、自分で食べるんだろう。
疲れた。体力がない。
娘に食事を作ってもらい、私は寝てよう。
ホタテのカルパッチョと、タコとアボカドなサラダ食べたい。
てことは、イタリアンだね。
娘は明日の昼くらいに来る。
魚介類が宅配便で一足先に到着。
サーモン、タコ、イクラ、
明太子、たらこ、
緑色の包みは、
マグロ中トロ、マグロカマ、マグロブロック、カマトロ、
はまち、ボラ子?
マグロ多すぎ。わたくしはあまり食べないが。。
娘が大好きだから、自分で食べるんだろう。
疲れた。体力がない。
娘に食事を作ってもらい、私は寝てよう。
ホタテのカルパッチョと、タコとアボカドなサラダ食べたい。
てことは、イタリアンだね。
よく言われる話だ。
私ですら20年前くらいから、こういう意見は本やネットで読んでいた。
他にも、住んでいた家のすぐ近くの、
うちの母と同年齢の医師(内科医院)が、
こんなにはっきりではないけど、
そういう類の話を診察中の合間によく話していた。
たまに戦時中の、少年時代の体験まで話てくれたり。
もうちょっと離れた(徒歩6・7分)の内科医院の院長は、
母より10歳くらい上に見えた。いつも穏やかな顔していた。
その医師なんかは、健康診断の基準値をハハハと笑う人だった。
世田谷のあの辺りの医者達は、
どーんと構えていて信頼できる良い人が多かったなあ。
母の遠距離介護に疲れていた頃、
血圧が150〜160になっても、
まだ血圧の薬なんか要らない、
新幹線で2時間寝なさいと薬をくれた。
なんだか不意に、思い出した・・・
年末30日、今年の私の一文字は迷うことなく「癌」。
2024年はこうする、という目標はある。
町から病院がなくなったら死ぬ人が減った…医師・和田秀樹が指摘する「日本の高齢者医療」の深すぎる闇
12/30(土) 7:17 Yahoo!ニュース 3
健康で長生きするにはどうすればいいのか。医師の和田秀樹さんは「医者が無理やり病気をつくり、本来は治療しなくてもよい人を治療するケースが驚くほど多い。医者にかかることで、かえって寿命が短くなるおそれがある」という――。
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※本稿は、和田秀樹『医者という病』(扶桑社新書)の一部を再編集したものです。
■日本の医療は、無駄な検査と投薬が多すぎる
高齢者になると格段に処方される薬の量が増えますし、無駄な検査も増えてしまうので、医療費を増大させる要因になります。ただ、医者が正常値にこだわらず、「少しでも数値がその枠からはずれると、薬を使って数値を戻そうとする」という行為をしなければ、医療費が少しは軽減されるでしょう。
日本の医療体制の崩壊を防ぐには、何とかしてこの「正常値信仰主義」を正して、無駄な検査や投薬を防ぐ必要があるのです。そのために大切なのは、血圧の高い人が薬をやめたらどうなるのか、逆に薬を飲み続けた人はどうなっているのかを、きちんと大規模調査することです。
現状、日本の正常値にはまともなエビデンスがありません。それならば、ただの平均値±2標準偏差である正常値に頼らず、調査によって導きだしたエビデンスを元に、日本の医療のベースとなる治療方針を決めるべきではないでしょうか。
その際には、ぜひ「成人の正常値」だけではなく、「高齢者の正常値」についても調査してもらいたいものです。
私自身、もし許されるならば、健康状態を改善しつつも医療費を下げる研究などをしたいです。しかし、大学医学部の教授のように研究費がない上に、研究スタッフもいないので、自分では実施できません。現在、研究ができる立場にいる大学の教授は、非常に恵まれています。
■がん検診が広がっても、がんが「死因トップ」のまま
ところが、彼らは自分たちはろくにこの手の研究をしない上に、この手の研究をする人を選挙で教授にさせません。研究者を名乗るのであれば、研究費稼ぎのための製薬会社にこびへつらうための研究ではなく、少しでも日本の医学に貢献する研究を進めてほしいものです。
もしまともな研究をしないならば、もっと向学心のある若者に道を譲って、引退していただきたいです。
各種検査の中で、「これは不要ではないか」と私が強く思うのは高齢者の「がん検診」です。
日本人の死因の一位となるがんで死ぬ人が増えるほどに、マスコミなどを通じて「がんは怖い病気だから、がん検診を受けよう」と喧伝(けんでん)されがちです。しかし、世界中を見ても日本でがんの死者数が多く増え続けている理由の一つは、「がん検診のしすぎ」だと感じています。
昨今の日本では、腫瘍マーカーなどの血液で簡単にできる検査をはじめ、がん検診が広く行われるようになりました。しかし、がん検診がどんどん普及しているのに、がん患者の数が増え、がんによる死亡者数も増えています。
なぜこんな不思議な事態が起こっているのでしょうか?
それは、検診で見つけなくてもよいがんを発見しては、無理やり治療するからこそ、がん患者やがん死者が増えているという大きな矛盾が存在するからです。
■高齢者にがん検診は必要ない
そもそもがんは治療せずに放置していても、死の直前までは痛みなどを感じづらく、晩節を穏やかに過ごせるため、「最も幸せな病気」と言う医者もいるほどです。余命があと数年という患者さんのがんを見つけて、それを無理に治療してつらい思いをさせる必要はないと私は思います。
また、どんなに対策していても、高齢者になるほどにがん患者の割合は増えていきます。そもそもがんという病気は、細胞の老化によって引き起こされる要素があります。私がかつて浴風会病院という高齢者専門の総合病院に勤務していた際、患者さんの遺族の許可を取り、毎年100例ほどの遺体の解剖が行われていました。
解剖してみたところ、80代後半の方で、体の中にがんのない患者さんはほとんどいませんでした。それでも、がんが死因だった人は三分の一くらいで、残りの方はご自身ががんであることを知らずに亡くなっていきました。
高齢者であれば、がんが体内に発生したとしても、無理やり早期発見をして、治療する必要はないともいえるのです。
■一番怖いのは「がんもどき」を無理やり治療する行為
「病気は早期発見するほうが良い」と思われるかもしれませんが、検診によって恐ろしいのが、本来は治療しなくてもよい「がんもどき」を発見することです。「がんもどき」を最初に提唱したのは、近藤誠先生です。がんには、ほかの臓器への転移や浸潤(しんじゅん)する能力を持つ危険ながんと、これらの能力を持たない「がんもどき」の2種類があります。
危険ながんの場合は、手術などで取り除いても再発を繰り返しますし、手術や抗がん剤治療などを行うことで体への負担が強くなり、死期が早まることもあります。
しかし、がん検診で見つかる早期がんの大半は、「早期治療したほうが良いがん」ではなく、治療する必要のない「がんもどき」だというのが、近藤先生の考え方です。悪さをしない「がんもどき」は、転移はしないので、ご自身が症状を自覚するようになってから治療しても、決して遅くありません。
「がんもどき」の代表的なものといえば、スキルス性以外の胃がんや前立腺がん、甲状腺がんなどです。これらのがんは、手術や抗がん剤、放射線などで治療しようと試みられがちですが、放置しても問題がないことも多いので、無理に治療してQOLを下げるほうが問題だと私は考えています。
何が言いたいのかというと、がん検診を受けても、数種類のがんをのぞけば、大半のがんは見つけても助からないか、放置しても問題のないもののどちらかしかないということ。ですから、日本では数多のがん検診が行われているものの、がんの死亡者数がちっとも減らないのです。
■がんと一緒に生きる選択肢もある
早期発見したとしても、深刻ながんの場合は、寿命を1、2年延ばすことはできても死を防ぐことは難しいのです。
非常に残念なことですが、転移するタイプのがんは、10年ほどの年月をかけて、1センチほどの大きさへと成長していきます。その頃になってようやくがんを発見できるわけですが、すでにその時点で、がんは体中のいろいろな場所へと転移しています。
つまり、がんの種類が悪ければ、早く見つけて治療してもうまくいかないですし、がんの種類が悪さをしないものであれば、治療をしなくても長生きできるのです。
もちろん若い人ならば手術や治療に耐えられる力はあると思うので、早期発見によって治療する選択肢も悪くはないでしょう。ですが、ただでさえ体中の細胞ががん化しやすい上にその進行が遅い高齢者については、早期発見したせいで治療を行うことになり、抗がん剤や手術で体を壊したり、入院によって足腰が弱ったり、体力が大きく落ちてしまったり……との弊害が起こりがちです。
私自身が見てきた多くの高齢者たちの中には、がん検診を受けず、自分ががんだと知らなかったがゆえに、最後まで人生を楽しみ、穏やかに亡くなった方々が大勢いらっしゃいます。
どちらを選ぶかは価値観次第ではありますが、検診を通じて無理にがんを見つけて戦おうとするのではなく、もしかしたら体にいるかもしれないがんと一緒に生きるという人生を選ぶことも、一つの手段だと思います。
■過度な医療の介入は健康を損なう
現在の日本の医療は、事前に病気を防ごうとする予防医療が中心です。ですが、そのやり方はあまり意味がないのではないかと、私は常々思っています。
そう思う根拠の一つに、1974年から1989年にわたってフィンランドの保険局で行われた大規模な調査研究があります。この調査では、40歳から45歳の循環器系が弱い男性が約1200人参加し、健康管理をされたグループと何も介入しないグループとに分けて、その後15年間にわたって追跡調査を行いました。
最初の5年間、健康管理が行われたグループは、4カ月ごとに健康診断を行った上で薬剤が処方され、アルコールや砂糖、塩分の管理など食生活に関する指導も行われました。何もしないグループでは、健康調査票への定期的な記入以外は、放置されたのです。
その後、6年目から12年目については、健康管理は自己管理にしてもらい、15年後に両者の健康状態がどうなっているのかを検査しました。多くの方は、最初に健康管理されたグループのほうが、十五年目の健康状態は良いはずだ……と考えるのではないでしょうか。
しかし、結果はその予想を大きく覆すもので、がんをはじめとする各種の病気の死亡率や自殺者数、心血管性系の病気の疾病率や死亡率などの数値は、きちんと健康管理が行われていたグループのほうが高かったのです。
この結果を見て、「過度な医療の介入は健康を損なうのではないか」と感じる人は少なくないでしょう。
■欧米で集団検診が廃止になったワケ
ただ、私が驚いたのは、このフィンランドの研究が発表された後の日本の医者たちの反応でした。本来ならば、多くの医療関係者たちがこの衝撃的な結果に対して真剣に向き合うべきだと思いますが、日本の多くの医者たちは「調査の仕方が間違っているのでは」といって検証もせず、バカにするだけ。
医者たちが科学者である以上、調査で自分が納得のできない結果が出たのならば、きちんとその原因を精査すべきではないでしょうか? 調査の仕方が悪いというのであれば、それを修正した上で何がおかしかったのかを具体的に挙げるか、自分たちが同じ実験を行って、「このデータは間違っている」と指摘するべきです。
科学的なデータには科学的な反論が必要です。ですが、日本の医者の大部分は、こうした作業を怠り、自分たちの常識と違うデータは、検証もせずに排除する。国立大学にしても私立大学にしても、彼らの研究には国からの補助金も出ています。当然ながら、補助金は国民の税金から成り立っているのですから、研究費をもらう以上は公共の利益に還元されるような研究をするべきです。
ですが、彼らはこれまでの常識を覆す実験や調査結果に文句ばかり言って、自分たちでその結果を調査することはしません。これでは、日本の医学がいつまでたっても進歩しないのは当然です。だからこそ、日本は、アメリカよりも医学の進歩が10年(下手するとそれ以上)遅れてしまうのでしょう。
■集団検診が義務化されているのは、日本と韓国くらい
また、そもそもの集団検査自体も、国際的には不要論がささやかれています。
日本では、集団検診をして、血圧や血糖値、コレステロール値を見て、異常値があれば、検査データを正常にするために薬を出すやり方が主流です。ただ、世界的な研究で、集団検診は結果的には患者の寿命をあまり延ばさないということが近年わかってきました。
欧米ではいち早くこの事実に気が付いたため、集団検診は廃止になっています。現在のように、日本のような集団検診が義務化されているのは、日本と韓国くらいです。
2019年2月の日経新聞の報道によれば、OECDも日本の集団検診には見直しを求めているほどです。この事実について、もっと多くの日本人は知っておくべきではないかと私は思います。
■医療行為をしないほうが死ぬ人は減る
日本でも、医者いらずのほうが、寿命が延びた例はあります。その有名な例として挙げられるのが、「夕張パラドックス」でしょう。
2006年、北海道の夕張市が財政破綻し、市民病院が廃止になり、19床の診療所となったため、夕張市民たちが病院で医療行為を受ける回数が格段に減りました。病院に行けないのであれば死者数は増えるのでは……と思われるところですが、なんと夕張市では、がんで死ぬ人と心臓病で死ぬ人、脳卒中で死ぬ人の数がすべて減り、老衰で死ぬ人の数だけが増えたのです。
この夕張市の事例は、医療行為をしないほうが死ぬ人は減るし、病気にならずに老衰で死ねるという疫学的な根拠になったといえます。
コロナ禍でも、医療行為をしなかったゆえに死亡者数が減るという現象がありました。新型コロナウイルス感染症が日本にやってきた最初の年である2020年、実は日本全体の死者数が驚くほどに減りました。2020年は死亡数が約138万人で死亡数は11年ぶりに減少しました。
本来、少子高齢化が進んでいますから、死者数は毎年増えるはずなのに、2020年は前年より死者数が約9000人も減ったのです。
■医者が無理やり病気を作り出しているのではないか
多くの方は、コロナ禍には人がバタバタと亡くなっていったと思いがちですが、コロナが流行ったせいで医療機関に行かなくなった患者がものすごく増えました。何しろ熱があったらコロナだとみなされ、病院に拒絶されることが多かったのですから。
その後、2021年と2022年は史上最大の死者数を更新しました。これは、以前と同じように医者の治療を受けていたら死んでいた人たちが、一年間寿命が延びた結果だと考えれば、医者に行かなければ一年くらい寿命が延びるという大きな推定根拠になったと思います。
そして、もう一つの特徴は老衰が大幅に増えていることです。これも医者に行かないと、病気で死なないで自然に死ぬことができるということでしょう。
医者が無理やり病気をつくった結果、本来は治療しなくてもよい人が治療する羽目に陥っているケースが驚くほど多いことが、これらの事例からよくわかるのではないでしょうか。
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和田 秀樹(わだ・ひでき)
精神科医
1960年、大阪市生まれ。精神科医。東京大学医学部卒。ルネクリニック東京院院長、一橋大学経済学部・東京医科歯科大学非常勤講師。2022年3月発売の『80歳の壁』が2022年トーハン・日販年間総合ベストセラー1位に。メルマガ 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
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寝た気がしない...
自律神経の専門家が指摘する「睡眠障害を招く習慣」
12/28(木) 11:51 Yahoo!ニュース 58
うまく眠れない、眠りが浅い...そんな睡眠にまつわる問題は何が原因なのか? 医師の小林弘幸氏が解説する。
寝たいのに眠れない、眠りが浅くすぐに起きてしまう...。現代人の多くが睡眠にまつわる問題を抱えています。しかし、その原因は日々の習慣にあるかもしれません。医師の小林弘幸さんが、よく眠るためにするべきこと、やめることについて紹介します。
※本稿は、小林弘幸著『「ゆっくり動く」と人生が変わる』(PHP文庫)より、内容を一部抜粋・編集したものです。
睡眠不足は自律神経の最大の敵
自律神経の研究を進めるごとに、睡眠の重要性を痛感させられます。もっといえば、心身の余裕=「ゆっくり」のリズムを作り出せるかどうかは、睡眠の質にかかっているといっても過言ではないのです。
食事や運動を含め、どんなに体にいいことをしていても、質のいい睡眠がとれないと、その瞬間に、自律神経のバランスは崩れてしまいます。私も若い頃は、若気の至りで、「三日三晩寝なくても大丈夫」ということを誇らしげに語っていたものですが、それは、本当にまったくの誤りなのです。
徹夜して短期的にはうまくいくこともあるかもしれません。しかし、昔話の「うさぎと亀」ではありませんが、長期的に人生で成功を手にするのは、ゆっくり、よい睡眠をとった人なのです。
では、なぜ睡眠不足だと、副交感神経の働きが下がり、心身のパフォーマンスが下がるのでしょうか。
自律神経のバランスは、ほうっておいても、一日のなかで変動します。普通は夕方から夜にかけて副交感神経の働きが上がり、やや副交感神経優位の状態になります。
しかし、徹夜で仕事をしたり、夜更かしをしたり、本来なら副交感神経が優位になる時間帯に交感神経を刺激する=興奮することばかりをしてしまうと、副交感神経が上がるタイミングを失ったまま、朝の時間帯になってしまいます。
すると、血管は収縮し、体は興奮状態のまま。ですから、横になっても「頭が沍えてよく眠れない、眠りが浅い」という状態になってしまいますし、心身のパフォーマンスも、ガクンと下がってしまうのです。
みなさんも、徹夜明けに、まるで自分がスローモーション映像のなかの人物になったかのように、あるいは、すべての動きがプールのなかにでもいるかのように鈍く遅く感じられた経験があると思いますが、それも、たんに疲労だけではなく、睡眠不足によって副交感神経の働きが下がり、血流が低下し、脳の機能が低下したことから起こる現象なのです。
ですから、とにかく夜は、副交感神経の働きを上げること、そして、それによって質のよい睡眠を十分にとることを心がけていただきたいと思います。
とくに寝る前の1時間、興奮は禁物です。どんなに好きでも、強い刺激があったり、心を大きく動かすような映画やドラマや音楽を鑑賞すること、あるいはネットサーフィンを長時間すること、あるいは長電話で愚痴などのネガティブな話をすること、さらには強い光の照明や激しい運動も禁物です。
なぜなら、それらはすべて、副交感神経を下げ、交感神経を上げてしまうからです。最近、よく言われる「睡眠障害」も、よく分析してみると、これらのことをしている人に多く見られるということがはっきりわかっています。
夜疲れた脳でやる3時間の仕事よりも、質のよい睡眠をとったあとの1時間の仕事のほうが質量ともにだんぜん優っていると考えて、早めに切り上げる。そして、寝る前の1時間は、暗めの光のなかで、ゆっくり穏やかに明日の準備をする。
どうぞ、寝る前の1時間はぜひ、この2つを心がけていただきたいと思います。そうすれば、高価な寝具を買わずとも、みなさんの睡眠の質は必ず高まり、ゆっくりいいリズムの生活に変わっていくはずです。
健康に美しくなれる「究極の入浴法」
一日の終わりにお風呂に入る。つまり、入浴も、自律神経の安定には絶対に不可欠なものです。
そして、自律神経を整えるためにもっとも理想的なのは、39~40度のちょっとぬるめのお湯に、15分つかること。さらに詳しくいえば、最初の5分は首までつかり、残りの十分はみぞおちぐらいまでつかる。本当に、これが究極の入浴法です。
なぜなら、実験の結果、これほど血流がよくなり、それでいて直腸温度を上げ過ぎず、体の深部体温を38.5~39度という、自律神経にも体全体にももっともいい適温に保ってくれる入浴法はないからです。
そして、この入浴法を実践することで、副交感神経はスムーズに上がり、質のいい睡眠へとシフトチェンジしてくれます。また、入浴後、コップ一杯の水を飲むと、脱水症状も防げて、血液の状態もさらによくなります。
つまり、自律神経的にいえば、夜寝る前の入浴の最大の目的とは、体をきれいに清潔にすることではなく、自律神経のバランスを整え、いかに自分の体を質のいい睡眠にもっていくかということなのです。
ですから、熱すぎるお風呂は、私としてはまったくおすすめできません。
42度ぐらいの熱めのお風呂が好きな方もけっこういらっしゃいますが、私からすると熱すぎます。なぜなら、そういう熱すぎるお風呂は、交感神経の働きを急激に上げ、血管を収縮させ、血液をドロドロにし、結果、高血圧や脳卒中などを引き起こしかねないからです。
お風呂も、「ゆっくり」がポイントです。ぬるめのお湯にゆっくり、ゆったり半身浴する。それが最高です。ただ、あまり長すぎるお風呂も、かえって脱水状態を引き起こしてしまうので、15分がベストです。
また、シャワーだけというのは、本当に避けていただきたいと思います。たとえ夏でも、シャワーだけでは深部体温を下げてしまいます。そうすると副交感神経の働きがガクンと下がるので、質のよい睡眠のためには好ましくないからです。
「リラクゼーション型睡眠」と「緊張型睡眠」の違い
4~5時間しか寝ていないけれど、朝起きると、意外と疲れがすっきりとれている。逆に、けっこうな時間寝たはずなのに、朝起きると体がだるく疲れがとれていないと感じる。
私は、前者を「リラクゼーション型睡眠」、後者を「緊張型睡眠」といっています。リラクゼーション型睡眠がとれると、副交感神経の働きが高まっていますので、自律神経も体も、すべてはいい方向に向かいます。寝ているとき、心も体もすーっと力が抜けて、解放されています。
一方、「緊張型睡眠」では、副交感神経がうまく機能していないので、寝ていても、血管は収縮したまま、体全体も興奮状態で、力が入ったまま、だから起きても疲れがとれていないのです。
そして、現在は、残念ながら、「緊張型睡眠」の方がとても多く、それがいわゆる「睡眠障害」につながっています。なかなか寝付けない、なんとか寝ても眠りが浅い、さらには夜中に何度も目が覚める──という状態を引き起こしているのだと思います。
そんな緊張型睡眠は、本当に自律神経の大敵です。
でも、大丈夫です。それも、寝る前のちょっとした心がけで、必ず改善できるのです。先ほども少し述べたように、寝る前に、交感神経の働きを上げるものを避けるようにしてください。
たとえば、ひとりでの深酒をやめる。たとえば、夜の長電話をやめる。たとえば、眠る直前に観たり聴いたりするものを、できるだけ気楽に、穏やかに楽しめるものにする。さらには、照明もできるだけルクスを落とした暗めのものにする。
そうすれば、ストレス多き、つまり副交感神経の働きを下げるものがあふれている現代社会においても、みなさんは、きっと、緊張型睡眠から脱して、子供の頃のような、健やかなリラクゼーション型睡眠に変われるはずです。
そして、ゆっくりすてきな朝が迎えられる──。
ただし、それでも夜中に何度もトイレで目が覚めるという方は、睡眠の質だけでなく、膀胱炎といった病気の可能性もあるので、一度きちんと医師に診断してもらうことをおすすめします。
小林弘幸(順天堂大学医学部教授)
ゆーちゃんをトリミングに連れて行ってきた。
というか2時に連れて行き、
私はいったん帰宅し、気絶的お昼寝40分のあと、
5時に引き取りに行った。
年末にようやく間に合わせた感じ。
良かったねキレイになって。
そしてこの時間、どっぷり疲れが出てきた。
ゆーちゃんもお疲れ様。今、爆睡中。
2人でちょっと休もう。
朝7時12分には職場に着き、
昼の12時35分までいた。
なんていう下品で下等な子どもら。
こんな生き物に付き合いたくない。
エネルギーを使いたくない。
早く離れたい。