油断はやっぱり大敵

昨日、療育センターで…
訓練の後に診察があって、廊下で20分程待った
診察が終わって会計に行くと、そこでも列が
来る人数がしれているので、いつも一件ずつ処理していくのがここのやり方
つまり、並んで待っていないといつまでも帰れない…
ラーラはもう帰ろうよ～って感じでダラーっとしていて
立って並ぶ気はさらさらない
地べたに寝そべってダラーン
まぁ走ってるのを追いかけてるよりはこの方がましかぁ、とほおっておいた
時々ちらちらと様子を見ながら待ち、ようやく順番がきた
さっさとしてほしい時に限ってもたもたされる
次回で訓練が終わるって言ってるのに
「診察は28日でいいですか？」って…
　「来週が最後なのでその時に診察お願いします」と言うと
「えーっと…3：30でお取りしていいですか？」…
　「訓練が3時から3：45までなので、4時がいいんですけど」
「4時は予約が混んでますが…」
もうっ！取れるの取れないの？どっちなの？
結局4時に予約を入れてもらい、診察券を返してもらう
　…なんでいちいち言わなわからへんかな？？？

ふうっと呼吸を整えて後ろを見ると
いない…ラーラがいない…
いつの間に？
どっちへ行った？
EVに乗った感じはないし、階段？
とりあえず「ラーラ～」と大きな声で呼びながら階段を駆け下りる
気配が無い…
１階のロビーにも、車のそばにもいない
駐車場近くにいたおじさんに聞いてみるけど、気付かなかったと言う
外に出てないのか？とも思ったけど
ロビーに戻って小学生の女の子３人組に聞いてみた
「同じくらいの歳の男の子が一人で下りて来なかった？」
すると、「あっちに行ったで～」と教えてくれた
…やっぱり外か
坂道を駆け上がり、行った事のあるお店をのぞき
三叉路の先をそれぞれ見渡し…
ん…？
坂の上のほうにいるのはラーラ？
全然違うよその子かもしれないけど、いいやぁ
「ラーラ～！」大声で叫ぶ
そしたらそのこがこっちを見ててくてくと歩いてくる
私も上り坂をえっさえっさと駆け寄って
近付くとやっぱりラーラ

　よかった～

　　　ゼイゼイ…
　　　　　　　　　　
　　　　　ハァハァ…
　
　「ラーラ～
　　　心配して捜してんで～
　　一人で出て行ったらあかんやん
　　　　さぁ、帰ろう～」

　　　ゼイゼイ…
　　　　　
　　　　　ハァハァ…

反対の方向にはコンビニがあって、そっちかな？とも思った
交番も逆の方にあって、声をかけて一緒に捜してもらおうかとも思った
でも、こっち？と思って走った方に
いた
おった
こっちでよかった～

狭いくねくねとした坂道を、路線バスが行き交うなかなか恐ろしい道
なんの交通ルールもわからないラーラが、気ままに走り抜けたかと思うと

落ち着いたなぁ～
賢くなったなぁ～
と完全に油断していた
センターの会計に苛々している場合じゃなかった
何事もなくてよかったけれど
気を引き締め直さないと
命あってのモノだね