from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

シャラララ~ン♪

2007-11-03 | ラーラ(学校行事・小学校編)
ラーラの音楽会
三年生がオープニングを飾る
保護者席に座って児童の入場を待つ
(ドキドキ…)
友達に手を繋いでもらって登場するラーラ
少し顔がこわばっている
オープニングの唄が始まると、少し表情が和らぐ
手拍子が入る楽曲
ラーラもニコニコと手を叩いていた
(叩かなくていいところでも叩くが、これはご愛嬌)
♪さぁは~じめ~よう~♪で手を上げると、後ろの幕が開く
(この瞬間、たじろぐラーラの表情にくすりと笑ってしまった)
次の曲は合唱のみ
(ラーラすることなくムスッと突っ立っている感じ)
三年生は合奏がリコーダー奏
全員がリコーダー(二部のパートに分かれ)
でも、ラーラだけはウインドチャイム
後ろに隠れた先生からの指示で、シャラララ~ンと音色を奏でる
リコーダー奏の曲は『千の風になって』
曲自身の素晴らしさと、リコーダーの音色
そしてラーラのウィンドチャイムの音
いろんな思いもそこに雑じって、涙もの…
この演奏のとき、ラーラの顔がなんともいい顔になった
一回目のシャラララ~ンの後のなんとも言えぬ得意顔
「やったった(してやったり)」のはにかみながらの笑顔が最高によかった
その後も、嬉しそうに、得意そうに、楽器を鳴らすラーラ
最後の合唱も、リズムに合わせて手を振る余裕
『太陽のサンバ』という曲で、みんなで手を振る振り付け付き
手を振るタイミングで、そっと指示を出す先生の手がちらっと見えてはいたけれど
手首から先のバイバイといった感じの動きはラーラ自身がしてる動き
楽しみながら、指示に沿って行動ができる
なんだかすごいなぁ~
いつの間にそんなことができるようになったんだぁ?
と成長を感じずにはいられない
ラーラ自身にも感動をもらった
それともう一つ
友達のサポートにさらにうるっときた
優しく手をひき
退場の時には、ラーラの顔の前で、進行方向を指差して見せてくれた
途中、ラーラににこっと微笑みかけてくれる場面もあった
さりげなく、なにげなく
すごく上手にラーラをリードしてくれる
そんな友達の中だからこそ、ラーラの笑顔に花が咲いた
ありがとうラーラ
ありがとうみんな
先生方にも心から感謝
素敵な素敵な音楽会をありがとう
コメント
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