澄み渡る秋空の下、ラーラ六年生の運動会
朝からふてくされ気味に登校し
エンジンがかからぬままリレーの出番
先生と友達に手を引かれ、なんとかバトンタッチ
今年は何といっても組み体操に照準を合わせて練習してるので
そこはさらっとスルー
で、組み体操
望遠レンズをカメラに付けて
私も走る用意!
「一人技」
できないところは近い格好でやり過ごす
これはこういう作戦
でも、それができることに、うるうる…
だって、ラーラなりに足、上げてるし
「四人技」
なんと、この重たいラーラを背中に乗せて
後ろで二人の子がぶっとい足を持ち上げるって技
ラーラ、めっちゃいい笑顔
どろんこの体操服が、眩しい
心に響く!
いっぱいいっぱいうるっと来て
いっぱいいっぱい感動した
そして、いっぱいいっぱい写真を撮った
けど、今日はこのくらいで…
フィナーレの「ウェーブ」
ラーラ、がんばった!
それより、周りの子が、すごい!!
なんとか一緒にやり遂げたい
そんな思いで、ラーラにできることって?
ラーラができるようにどうやって?
って考えたり力を貸してくれたり
大きくそれないように、そっと声をかけたり
手をそえてくれたり
それから、黒子になって走る先生
時にはそーっと隠れながらの補助
時にはラーラをのっけるために自分自身が土台に
これまでもずーっとなかよし学級の先輩の子たちの組み体操を見て来たけど
ここまでの入れ込みようは、なかった…
長時間の運動会
段々疲れてもくるだろうに
ラーラの場合、どんどんいい顔になってくるから不思議
組み体操の途中から、めっちゃいい表情
騎馬戦や大玉ころがしは、緊張がとけて
楽しんでる感すらあった
こんなに運動会を苦にせず
みんなと楽しめる自閉っ子、どんだけいる?
ラーラって、幸せ者