from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

第11回統合保育研究会に参加して

2010-11-14 | ディプシー(日記)

ラーラの修学旅行で明け暮れた一週間

その間に、実はもう一個

「第11回統合保育研究会」に参加

ラーラが3才?4才?手帳を取るやどうやの時期に出会ったこの研究会

当時、若いなぁ~熱いなぁ~と思っていた先生も、もういいお年

相変わらず熱い方だけれども…

全体会は落語家 露の団六さんの講演

『あほやけど、ノリオ』という本を出版されている

ノリオというのは、団六さんのダウン症のお兄さんの名前

弟目線というところが、ポーの母としては興味を惹かれる

サイン入り(笑)の書籍を購入して帰った(半分くらい読み進んでまだ途中)

母としては、弟が兄をどう思い、どう育っていくのか、期待半分、心配半分なわけで

で、午後の分化会では小学校教諭の方の講演に参加

この先生が、何とも熱い先生で障害児を何としてでも地域で!ということに情熱を傾けている

もちろん、現場でできることは可能な限り実践していて、家まで子どもを迎えにいっちゃうほど

「不登校の行きたくないっていう子の家には迎えに行くのに、自力で来れない障害児は迎えに行かないって、どやねん?」

「親に連れて来いって、おかしいやん」

と、学校側ではそりゃ、反発も買うわなぁ…大変だぁって、思う

この先生の語るエピソードはおもしろい

かなり強烈なキャラの子どもたちが登場して、おっきな問題を抱えて、それをおもしろがってクリアしていく展開

ラーラが小さい時には、そんな先生に巡りあうなんて、奇跡的な幸運なんだろうなって思って聞いてたかも

よくないパターンの事例も耳にすることが多かったし

けど、今となっては、「それ、ラーラやん」みたいな…

先生のとこだけじゃなくて、がんばってる学校、ここにもありますよーって、言える現実が、嬉しい

保育園連盟が主催している会だから、保育士と未就学児の親が参加者のほとんどを占めている

だから、子どもたちの将来を見据えても、せいぜい小学校・中学校…

私には、今そこから先が、気になる

小さいうちから、もっと先が見据えられたら

きっともっと安心して、腹をくくって育児ができるんじゃないかな?

ラーラの成長に寄り添いながら、色んな問題にこれからも直面しながら

その先を、一緒に考えていけたらいいなぁと思った

自分がいっぱいいろんなことを教わったところだから

自分の経験をフィードバックして返したい、そう思う

 

コメント (2)
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