from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

母の白内障

2017-03-06 | ディプシー(日記)

70代の母が白内障の手術をするために入院。

目薬で進行を抑制することもできるみたいだけど

まだまだ車の運転もしたいらしく、思い切って手術する決意。

最近は日帰り手術も多いって言うけど、一人暮らしだし…。

どうも、入院した方が私に負担をかけないだろうって気づかい?

手術自体は10分程度のもの。

人の手術にはこれまで数えきれないほど立ち会っているはずの母。

先日、私が親知らず抜きに行ったときも付いてきてくれた。

けど、当の自分のこととなるとまるっきり勝手が違うらしい。

めっちゃ緊張してるのがわかるし、かなり不安そう。

よりによって今日は私、小学校のPTA委員の年度末最後の仕事に

午後からは中学の制服受け取りに行かないといけない日。

朝一で病室に顔をのぞきに行って、肝心の手術の時間にも夕方ぎりぎり間に合うはずが

行ったら、終わってた…。

予定より早くなったそうで。

ごめんごめん。

ところが、兄が手術直前に見舞いに行ってくれたらしく、母大喜び。

「心配せんでも大丈夫やで。お兄ちゃんわざわざ来てくれてな。」

こんなに喋る人やったかな?って思うほど、最近会うとずっと喋ってる。

年を感じずにいられない…。

しっかりものではきはきしてて、弱音を吐かず、いつも前向き。

ひとことで言うと、強い母。

っていうか、昔はほんまに恐かった~。

「涙ないやろ?血もないんちゃうん?」

本気でそう思ってたぐらいに恐かった…。

今は、そんな影もない。

可愛い年寄りになろうとがんばっているらしい。

憎まれ口、悪態をつく先輩をたくさん見送っててきてるからね。

娘としては、ちょっと複雑。

もっと強がっても、ええよ。

泣き言言っても全然ええけど。

高齢者ってくくりに無理に合わせていかんでも

自分なりの年の重ね方をしたらいいし、ね。

まだまだ私が頼りにしてるから、しっかりしてもらわんと困るねんな。

お父さん、はよ逝きすぎやわ。

ほんまにもう。