from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

乗り鉄さんに火がつきました。

2019-04-17 | ラーラ(お出かけ)
支援学校時代にお世話になったデイサービスの事業所さんから「懇親会」のお誘いハガキをいただいた。
卒業生ご家族もぜひ!とのこと。
成人したラーラを見てもらいたいなぁと思って参加することに。
 
ハーバーランドにあるバイキングレストラン。
雨やけど、電車で行こうか。
バスとJRで神戸駅まで。
 
と思ったら、「次はこうべー、こうべー」
アナウンスを聞いたとたん、ぎゅっと私の手を掴む。
え?
何?そのおりませんアピール。
わかってるけど、おりへんで。
強い意志を感じる手の力。
騒ぐでも暴れるでもなく、伝えてくるのね。
20歳の息子を力づくで下ろすわけにもいかず
付き合ってみることに。
普通電車に揺られ、ガタゴトガタゴト。
満開を過ぎた桜を眺め、川を眺め
尼崎までやってきた。
そろそろ引き返してもいいかな?
 
反対ホームに移り、きたきた!快速電車。
え?
それは見送るの?
普通がいいん?
 
喋らなくともわかります。
自我が育ってますなぁ。
 
1時間遅れでようやく目的の神戸駅。
目的の懇親会にも参加でき、ほっ。
 
ところが、そこから乗り鉄さんとの
旅の続きがはじまるのです。
西へは帰らず東向きをアピール。
三宮花時計前駅でおりたら足はサイゼリヤへ。
そのあとも、ラーラの迷いのない先導に
私はただついて行くだけ。
ポートライナー乗ってIKEA行って
お気に入りスポットで寛いで
ソフトクリーム買って食べて
バス乗って
気が済んだのか、家まで傘さしてすんなり帰ってくれました。
この日歩いた10400歩。
 
日曜日のガイドヘルプ、いつもこんな感じなのー?
ヘルパーさんありがとうございます。
なかなかハードやぁ。
 
親の知らないところで
できることやりたいこと、増えてる。
傘をまっすぐさせるようになってることにも驚いた。
だって、20歳ですから!
頼もしい後ろ姿に母はついていくのがやっとです。

初めての飛行機

2019-04-17 | ラーラ(お出かけ)
ラーラ、20歳にして人生初の飛行機に挑戦!
 
待ってはくれない飛行機。
手荷物検査、搭乗手続き、指定座席
離着陸時の振動に加圧。
難関がいくつも想像できる。
でも、今ならいけそうな気がする。
思い切ってチャレンジすることにしました。
 
目的地は奄美!
無添加住宅の秋田会長が暮らす奄美大島に
いつか家族でも来たいな。
そう思ったのが2年前。
こんなに早く叶うとは。
 
飛行機にも案外すんなりと乗れてしまいました。
パパの手をぎゅっと握ってはいたけれど。
「せごどん」ロケ地にも訪れました。
茂っているのはリュウキュウザサ。
本来は背丈以上にも伸びる植物だけど
海からの風が吹き付けるこの地では
自然とこの高さまでしか育たないんだそうです。
独特のここだけで見られる風景。
 
ラーラ、歩くのは得意です。
景色を楽しむわけではないけれど
家族一緒だとついてきてくれます。
でも、この先は拒否されました。
海しかないからねぇ。
パパとポーは地元のおっちゃんについて行って
波打ち際までおりてきたみたいだけど。
おいしいもの食べようね!
これも旅の目的。
近大マグロの養殖が盛んらしいってことで、マグロ丼。
奄美名物「けいはん」
ラーラは一切食べてくれず…でしたが、ポーはごはん4杯おかわり。
確かにおいしかったけれど、そんなに?
 
似てない兄弟。
ふたりとも元気で明るいから、いいよね。
2日泊めさせてもらったセルフビルドのコテージにて。
お布団さえあればどこでも寝てくれるようになって。
旅行先でほぼ一睡もせず…の時代もあったなぁ。
 
ラーラにとって、旅行ってどうなんだろう?
しんどい部分も多いのはわかってるんやけど
見たことない景色を見てもいいよね。
新しいことにチャレンジさせてもいいよね。
親のエゴかもしれんけど、きっとマイナスなことだけではないはず。
奄美のパワースポット「ハートロック」
すぐそばまで4人で行けたし
家族の絆、深まったよね。
秋田さんちのハートロック。
モスハウス田端的にはこっちの方が強力なパワースポットかも。

21歳のバースディでした

2019-04-17 | ラーラ(その他)
昨日で21歳になりました。
もうろうそくも年の数は立ちません。
大きいの2本と小さいの1本で。
ケーキ屋さんでプレート書いてもらって
「ろうそく何本おつけしましょうか?」
って聞かれるのが恥ずかしかったです。
大人、ですもんね。
いつまでも可愛いかわいい息子ちゃんなんですが。
 
相変わらずのマイペース、穏やかな日々を過ごしてます。
ありがたい限り。
 
事業所では、この春から配置転換(?)があって
少し環境が変わったみたいです。
元々、支援員さんが固定ではなくローテーションで
担当される仕組みなので、人への戸惑いは少なくて済んでそう。
でも、場所も違う、作業も違う、一緒に作業する仲間も違うんだそうです。
丁寧なサポートのおかげなんでしょうね、全く穏やかです。
事業所の方でもイライラしたり荒れたりすることもないみたいだし。
 
成人してからも、ゆるゆると成長してます。
いつまでも見守りたいなぁ。