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宝塚月組エリザベート観劇記&美弥るりかさん休演

2018-09-22 10:53:25 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

イヤー ビックリしたね。月組男役2番手でエリザベート準主演のフランツヨーゼフ役美弥るりかさんが体調不良で22日から休演のニュースがHPに出た! ジジは18日に観劇しましたが、何となく元気がない感じでした。観劇の感想で月城かなとさんとダブルキャストでもよかったのではと書こうと思ったので、代役が月城さんと知り観たくなりました。結果ルキーニは風間柚乃さん、ルドルフが暁千星さんが代役と発表されてます。復帰時期は未定とか。

1996年の初演以来、独創的なストーリーと、美しい旋律で彩られたミュージカル・ナンバーで多くの人々を魅了してきた『エリザベート』。上演回数は1000回を超え、観客動員数240万人を記録するなど、名実ともに宝塚歌劇を代表する人気ミュージカルとなりました。(公式HPより)

毎回エリザベートは「ベルばら」や「風と共に去りぬ」などと並んで人気演目でチケが取りづらい公演の一つ。今回も一般販売日は惨敗で諦めてライブビューを見る積りでしたが、その後「クラブツーリズム」のバスツアーで観劇募集したので応募しました。

観光バスで宝塚へ行ったのは生まれて初めてで近くへ観光バスで行くなんて変な感じ。男性はジジ一人でした。間もなく閉鎖される歴史ある「宝塚ホテル」のランチがついていたので初めて宝塚ホテルの中を見た。座席は2階の7列61番でしたが、前に遮るものが何もない席でセンターに近く見やすく聞きやすかった(耳が遠くなりつつあるジジにはこれ重要)。

 

オリジナルのエリザベートはウイーンfで初演の珍しいウイーンミュージカル。勿論主役はエリザベートでCDで聞いた限りはオペレッタのような歌唱。トートはむしろ脇役でロックミュージッシャンが演じている。宝塚版は男役世界の宝塚に合わせて改訂されトートが主役。主題歌も宝塚の為に新曲が作られたとか。 

三井住友VISAカード ミュージカル 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』2場 

脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ 音楽・編曲/シルヴェスター・リーヴァイ 

オリジナル・プロダクション/ウィーン劇場協会 宝塚版 潤色・演出/小池 修一郎

宝塚歌劇において記念すべき10回目の上演となるこの度の月組公演では、作品毎に着実な進化を遂げている珠城りょうがトート役に、この公演での退団が決まっている愛希れいかがエリザベート役に挑み、新たなる『エリザベート』の歴史を刻みます。  

オーストリー=ハンガリー帝国皇妃エリザベートが殺害されてから100年あまり経ったにもかかわらず、煉獄の裁判所では暗殺犯ルイジ・ルキーニへの尋問が続いていた。ルキーニは、エリザベートは死と恋仲だった、彼女自身が死を望んでいたと主張。それを証明するためエリザベートと同時代に生きた人々を霊廟から呼び起こす。最後に黄泉の帝王トート(死)が現れ、エリザベートを愛していたと告白する。

時は1853年に遡る。バイエルンの王女として自由を謳歌していたエリザベートは、ある時綱渡りに挑戦しようとして落下し、意識不明の重体に陥る。冥界へ迷い込んだエリザベートの生命力溢れる眼差しに一目で惹きつけられたトートは、彼女の望むままその命を返してやる。そしてエリザベートの愛を得るまで、どこまでも彼女を追い続けることを決意するのだった。

その頃ウィーンの宮廷では若き皇帝フランツ・ヨーゼフが母親である皇太后ゾフィーの助言と指示のもと、広大な国を治めていた。ゾフィーはフランツと彼のいとこにあたるヘレネとの見合いを計画するが、フランツが見初めたのはヘレネの妹エリザベートであった。

1854年、二人の結婚式が執り行われるが、まだ幼さの残る新皇后に周囲からは呆れと不満の声が上がる。そんな周囲の思惑をよそに、幸せに満ちた表情でワルツを踊る二人。そこへトートが現れ、“最後のダンスは俺のものだ”とエリザベートに語り掛ける。
トートとエリザベート、果たして二人の愛と死の輪舞の行き着く先は……。 

メインキャスト 黄泉の帝王(死神)トート珠城 りょう、皇妃エリザベート愛希 れいか 皇帝フランツ・ヨーゼフ 美弥 るりか 暗殺犯ルキーニ月城かなと 皇太子ルドルフ風間柚乃(暁千星とダブルキャスト)ここまで公式HP参照

まず幕開きのルキーニが狂言回し役で死の世界を見せて最後に黄泉の帝王トートの珠城りょうさんが現れた時、まずこれはいけるなと思った。彼女はどちらかと言うと明るくて元気一杯なのが持ち味だと思っていたので果たしてトートとどう向き合うのかと期待していたが、見事にトート役になりきっていて歌唱も演技も扮装も何もかも良くて、歌唱力抜群だった姿月あさとさんに負けるとも劣らずの演技で、3月公演の時と余りにも出来が違い、やはり脚本演出音楽のレヴェルが全然違うと、それに応えた努力の結果だったと思います。

今回退団の愛希さん、最後にエリザベートと言う大役で卒業本当にオメデト。今の宝塚で一番好きなスターさんですが、得意のダンスの見せ場がないこの役をどう見せるのかと思いましたが美しさと歌唱では先ず適役だったかな。少女の頃の場面は適役、ただ皇后になってからはチョット人(にん)に合っていないと思う場面もあったが、老年期は美弥るりかさんとの息もピッタリで歌唱も素敵でした。

今回休演になった皇帝の美弥さん、若い皇帝時代に何となく元気がないなと思ったし、役柄もピッタリでないように感じたし、ルキーニ役の月城さんとダブルキャストでも面白かったのではなかったかなと思いました。ただ老年期の演技歌唱は抜群でした。ルドルフの風間柚乃さんは若手なのに演技力も歌唱力もアリでしたが、暁千星さんのを観たかったが団体さんなのでシカタガナイ。

ある時期実質的に宮廷を支配していた皇太后の幢花ゆりのさんもう少し意地悪く貫禄があれば、皇帝に対する力関係がよく判ったのではないかと思う。若い革命思想家達、エルマー・シュテファンは暁千星、蓮つかさ、風間柚乃さんのトリプルキャストだったが、どちらかと言うと軽い役で暁さんの見せ場が無く残念。

後ウンディッシュ嬢の海乃美月、マダム・ウオルッシュ白雪さち花、リヒテンシュタインの晴音アキさん、夫々怪演、好演でした。ヘレネ役の叶羽さんもう少し強く演じても良かったのでは?

フィナーレ・やはり珠城・愛希コンビ最後のデュエット、華やかで力強く、たおやかで軽やか、余りにも息ピッタリで素晴らしくイヤもうこれで見納めなのが残念な思いで一杯でした。これで少々の不満は雲散霧消して「観てよかった」とルンルン気分で又バスで帰りました。

ここでお恥ずかしい事件発生。バスの座席についてから大事な大事な「敬老パスと健康保険証」の入ったケースを紛失した事に気づきました。親切なツアーガイドさんのお蔭で客席に落としていた事が判明。21日無事に送り返して頂きました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。イヤ 忘れ物に落とし物に転倒事故、これ高齢者の3鬼門です。

ポスターです

神戸三宮の観光バス乗車集合場所 マリーナ像前 こんな所があるなんて知らなかった

宝塚ホテル前

旧玄関ホール 宝塚スターの写真が一杯

現在のトップスターさん達のキレイなパネルです。

これってもしかして古い緞帳?

イヨイヨ開幕です。

黄泉の帝王 トート 珠城りょうさん

皇妃エリザベート 愛希れいかさん

皇帝フランツヨーゼフ 美弥るりかさん

皇帝がエリザベートを皇妃に選ぶ

若き革命家たちの中にも何故かトートが???

始めてトートを見たエリザベート

トートとルキーニ(月城かなとさん)

若い皇帝を誘惑する宅配ショーガール?

エリザベートの死によってトートと結ばれ黄泉の国へ旅立つ

思わず息をのむ最後のデュエット

フィナーレ

フィナーレ

 

 

 

 

 

 

 

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