体調不良で休演されていた美弥さんが27日11時公演より復帰されると公式で発表されました。何はともあれ良かった、yokatuta! 代役された月城、暁、風間、蓮、彩音の皆さん、貴重な体験をされてご苦労様でした。中々評判は良かったみたいです。その他の月組生全員と全スタッフの皆さんに乾杯!
輝ける人生(HPより)
劇場公開日 2018年8月25日
長年連れ添った夫の浮気をきっかけに人生を見つめなおすことになる女性サンドラの姿を、笑いと涙、音楽とダンスを交えて描いた人生賛歌のドラマ。「ヴェラ・ドレイク」のイメルダ・スタウントンが主演を務め、「否定と肯定」のチャーリー役ティモシー・スポールらイギリスのベテラン俳優が出演。「ニューヨーク、眺めのいい部屋売ります」の名匠リチャード・ロンクレインがメガホンをとった。
35年間寄り添った夫がナイトの称号を授与され、自身もレディとなったサンドラ。順風満帆に見えた人生だったが、夫と親友の浮気現場を目撃してしまい、傷心で姉ビフの家に転がり込む。金や名誉とは無縁のビフは、親友やダンス教室の仲間に囲まれ、人生を謳歌していた。妹を心配するビフは、サンドラをダンス教室へ連れていき、かつてダンサーを目指したこともあったサンドラは、音楽とダンスに心を癒され、忘れかけていた情熱を思い出していく。
スタッフ
- 監督
- リチャード・ロンクレイン キャスト イメルダ・スタウントンサンドラ
- ティモシー・スポールチャーリー セリア・イムリービフ
- デビッド・ヘイマンテッド ジョン・セッションズマイク
- ジョアンナ・ラムレージャッキー
出演者が殆ど高齢者という異色の映画。10年以上音信不通だった姉ジフの所に転がり込み、閉じられた心を開くように勧められたダンスを通じて、やがて新しい生き方を見出して、妻が痴呆症のチャーリーに心惹かれ始めたサンドラ。クリスマスに路上パフォーマンスで踊った高齢者群のダンスがネット動画で拡散されてツイにローマでの大会にまで招待される。
漸く離婚から立ち直れるきっかけを見つけたかに見えたサンドラに、別れた夫マイクが浮気相手と離婚、姉ビフがステージ4の肺がん、チャーリーの痴呆症の妻の存在と3つの問題が降りかかり又心が折れそうになるが、ローマへの公演旅行中の姉の死、元夫の浮気相手との離婚による復縁の事件が絡むが、誕生日のパーティで復縁した夫の真の態度が少しも変っていないことに気付く。そして痴呆症の妻が亡くなり、念願の自由な暮らしを求めて船でフランスに旅立つチャーリーへの愛に気付いて後を追う。
全編コメディタッチが基本なので高齢者ばかりの生活や離婚、病気等の場面があっても暗くなくて未来志向のビフやチャーリーの常に前向きな姿勢に触発されて自分を取り戻すサンドラの幸せな未来がみえて来るところでThe end.
ジジ的には主人公はハッピーエンドにならず姉が失恋後自由な独身生活を貫いたのを見て、自立した女性として生きる道を選ぶと言う結論の方がいいと思った。
監督さん立派です。イギリスの俳優陣もしわも隠さず、市井の高齢者を生き生きと演じて素敵でした。高齢者社会が地球を覆いつくしそうな今の世界で高齢者がいかに生きるべきか考えさせられた映画でした。