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松竹歌舞伎神戸公演&祝横綱白鵬優勝!

2018-09-23 09:45:31 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

何はともあれ横綱白鵬第41回優勝おめでとうございます。又1000勝も達成されて華を添えた大相撲秋場所14日目でした。宝塚月組の美弥るりかさんの体調心配です。東京公演に続いて初の単独公演もあるからくれぐれも無理をしないで、でも早期に回復されて元気一杯の舞台を見せて下さい。Rokuzanさんコメントアリガト。

21日神戸文化ホールで松竹歌舞伎、片岡愛之助公演を観てきました。演目は義経千本桜から「道行初音旅」と「川連法眼館」の2幕。片岡愛之助さんはどちらも主演で大健闘。道行では時折正体がきつねであることを垣間見せながら爽やかな武士の顔で静御前を警護して吉野に隠れ住む義経の陰所へ道行する姿を舞踊で表現。静の中村壱太郎さんも抜群の美貌若手でまるで絵のようなお二人でした。静の打つ小鼓が実はきつねの親の皮が張られたものでその音に惹かれて変幻自在に狐忠信が静に絡むという筋立て。

2幕目は本物の佐藤忠信が静警護に怠りがあったとの疑惑を受け尋問されている間に、狐忠信に早変わりした愛之助さんが軽妙にかつ哀愁を帯びた演技で小鼓の親を慕う風情をコミカルに且つ早変わりとケレン味タップリな闘技も見せてアッという間に終幕へ。孝行な狐忠信に義経(中村門之助さん)は小鼓を与え、狐忠信は喜びの内に退散すると言うオハナシ。

愛之助さんはCMとかで見るよりキリっとした武士らしい佇まいで佐藤忠信を表現し、軽妙で且つ哀愁も感じさせる狐忠信では歌舞伎特有の立ち回りやトンボ、ギバ等力量ある歌舞伎俳優としての実力をいかんなく発揮。兵庫県出石の永楽座で座長公演を長年続けているのも兵庫県に所縁のある所。脇に回った俳優さんや立ち回りや奥女中衆の皆さんもご活躍。本格的な歌舞伎に大拍手でした。

 

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