”ダイバーシティ”

昨日、一昨日とこの二日間は東京日仏学院でフランス大統領と夫人を見かけたり、昨日は横浜中華街で楊先生を偲ぶ会に列席したりとで、日本を離れた気分になりました。

　さて、最近、”ダイバーシティ”という言葉をよく耳にします。
ダイバーシティ（多様性）とは：
　直訳すると、「幅広く性質の異なるものが存在すること」、「相違点」という意味です。
組織でのダイバーシティ（多様性）とは：
　さまざまな違いを尊重して受け入れ、「違い」を積極的に活かすことにより、変化しつづけるビジネス環境や多様化する顧客ニーズに最も効果的に対応し、企業の優位性を創り上げること
日本は単一民族で島国の国家ですが、各国は、”ダイバーシティ”を受け入れています。
一昨日のことでヴァレリー・トリエルヴェレール女子とフランソワ・オランド・フランス大統領について興味が出ましたので調べてみました。
１．フランソワ・オランド・フランス大統領
出典：ウィキペディア
2012年4月22日に施行された2012年フランス大統領選挙第1回投票で得票率28％を獲得し、現職のニコラ・サルコジを抑えて第1位となったが、過半数を獲得できなかったため、規定により5月6日の決選投票に持ち込まれた。5月6日の決選投票で過半数を獲得し、サルコジを下して初当選を果たした。
2012年5月15日、エリゼ宮で就任式が執り行われ、正式に第五共和政第7代大統領に就任した。
2007年には同年の大統領選にも出馬したセゴレーヌ・ロワイヤルとの事実婚関係を解消した。その後、ジャーナリストのヴァレリー・トリエルヴェレールと事実婚関係となった。
パートナーであった政治家セゴレーヌ・ロワイヤルとの間に4人の子供がいるが、事実婚関係を解消した後、ジャーナリストのヴァレリー・トリエルヴェレールと民事連帯契約となった。
暴露本「運命の女」2007年、事実上の妻であるセゴレーヌ・ロワイヤルが大統領選に敗北してまもなくフランス高級紙「ル・モンド」の記者2人による著作「運命の女」が出版された。これは、それまでオシドリ夫婦と見られたオランドとロワイヤルが10年以上前から「仮面夫婦」の状態であることを暴露したものである。同書の中には1995年にロワイヤルが大統領選出馬を考えていたが、オランドが反対したことや、オランドの浮気などの様々な面で対立や軋轢が両者の間にあったことを、綿密な調査のもと書いている。オランドとロワイヤルはこの本の内容を否定したが、フランス国内では15万部が売れるベストセラーになった。
なお、2007年6月に両者は別居、関係を解消している。

２．ヴァレリー・トリールヴァイレール、バレリー・トリルベレール（Valérie Trierweiler, 1965年2月16日 - ）
フランスの記者。オランド大統領とトリルベレールさんは正式な結婚をしていない「事実婚」の関係。
フランス史上初の「事実婚のファーストレディー」。トリルベレールさんはこれからも、仕事を続ける意向を明らかにしている。
来歴
　パリ第1大学卒業。2度の離婚を経験し、子供が3人いる。パリ・マッチ週刊雑誌の編集員で、2005年から2011年まで民間テレビ・チャネルディレクト8の政治番組を司会していた。2006年に、フランソワ・オランドの民事連帯契約(ユニオン・リーブル)になったので、彼がフランス第五共和制の大統領に当選されたとき同国の大統領夫人のファーストレディ役割を果たした。フランソワ・オランド次期仏大統領は６年前からバレリー・トリエルバイレールさん（４７）と婚姻せずに同居している。バレリーさんは２度の離婚暦があり、３人の子供がいる。
　国家元首である大統領の「事実婚」について、仏の国内で批判らしい声は聞かれない。オランド次期大統領の場合、大統領の「事実婚」に対してまったくといっていいほど言及がない。フランスのメディアでは政治家の私生活に関与しないという不文律があるが、「事実婚」がフランス社会で既に市民権を獲得している証拠だろうということです。

フランスは、”ダイバーシティ”を受け入れ、個人の価値観を尊重するお国ですね。日本人は、日本人の価値観の中で生きていますが世界には多くの人種がいまして多様な価値観です。今、私が考えている常識は世界からみれば非常識かもしれません。
日本も”ダイバーシティ”を受け入れ、社会において障害者と健常者の共存が自然であるそのような未来を考えてしまいました。

　ところで、フランスの基本はいくつになってもロマンスが最優先ですね。La Vie en rose、”ばら色の人生”