はーちゃんdays 2

大学生の娘と高校3年生の二人の子供の父親。

未来からきた男の子の話。

2015年04月19日 | 買った本、読んだ本
リライト (ハヤカワ文庫JA)
クリエーター情報なし
早川書房

タイムスリップものです。
誰もタイムスリップをしたことがないので、実際はどうなってしまうのかはわからない。
未来に行って自分に会うととんでもない事がおきるとか、
過去に戻って何かすると、自分が存在しない世界が新たに生じるとか、
自分が写っている写真が、消えたり出たりするとか、

私が初めてタイムマシンの話を面白いと思ったのはドラえもんの話です。
のび太くんの宿題を手伝うためにドラえもんが自分一人だけでは心もとないと思い、宿題が終わってるであろう時間のドラえもん、未来の自分をつれてくるのですが、時間が経つにつれてどんどんドラえもんが荒れてきます、、、オチはわすれてしまいましたが、、ドラえもんでは同じ時間に同じ人間が遭遇しても、話をしても、接触しても何もおこりません。

結局はどれだけの説得力を持って作品を伝えられるか、どれだけ読ませるか?それで十分だと思います。

人によっては色んなところが気になる作品かもしれません。

最後のオチとその後もかなり気になります。

タイムトラベルものは読者と作者の相性が合えばとても面白いと思います。

ライトノベル風の表紙のハヤカワ文庫です。

猫はああ見えて色々かんがえている?

2015年04月15日 | 買った本、読んだ本
夜の国のクーパー (創元推理文庫)
クリエーター情報なし
東京創元社

猫が主人公のとある国のとある話です。

猫のせいでなんとなくノンビリとした雰囲気で話は進みます。

他の動物はどうなんだと思われるかもしれませんが、それは本編を読んでみてください。

帯には
これは猫と戦争、そしてなにより、世界の秘密のはなし。不安に覆われた〈夜の国〉に、救いの光は射し込むか?

もしかして夜の国とはこの日本のことなのか?作者は読書に何を伝えようとしているのか?
独特な名前に何か意味があるのか?
この国はいつの時代のどこのはなしなのか?色々疑問を抱えながら読み進めました。ある程度の落ちと解説はあるので、、、

個人的に好きなアニメ、ガンバの大冒険が頭に浮かんで離れませんでした。ガンバはネズミですが、、、

子供むけの絵本としてもいけるのではと思いました。

日常の疑問をなんとなくわかるように、解説してあります。

2015年04月14日 | 買った本、読んだ本
ハテ・なぜだろうの物理学 1
クリエーター情報なし
培風館

私が高校生の時に買った本です。
実家で見つけて、再読しています。

日常のちょっとしたした疑問から物理学的なものが、載っています。
回答には数式などでの説明はなく文章での回答なので、読んでみてなんとなくわかるといった感じです。詳しく勉強するには向いてないですが、物理学を勉強する導入にはいいと思います。


例えば
9ページより引用

指の関節がポキポキ鳴るのはなぜだろうか。続けて鳴らすためには、しばらく待たなければならないのはなぜだろう。

49ページより引用

ホームランバッターのベーブ・ルースに対して、ピッチャーはときどき遅い球を投げた。遅い球なら打たれてもホームランになりにくいだろうと考えたのである。これは物理的に説明できるだろうか。

回答が知りたい方は手に取ってみてください。まだ絶版にはなっていないようですので。


セーラームーンにはまる娘。

2015年04月12日 | 買った本、読んだ本
美少女戦士セーラームーン 全12巻完結セット (新装版) (KCデラックス)
クリエーター情報なし
講談社

我が娘が3カ月前から突然まわりの友達の影響もあってハマったセーラームーン。
娘はセーラービーナス役としてセーラームーンゴッコをしていたそうです。
原作をしらなかったのですが、、、
YouTubeでアニメを見て、週に1冊漫画をピアノのレッスンの後に購入していました。
この土曜日にようやく最終巻まで読み終えた娘でした。

本日よりBS11でセーラームーンCrystalが始まったようです。
最終巻のみちらっと読んでみたのですが、スケールはすごいデカイです。
全宇宙をセーラームーンが守ったような感じ?私には難しい、、。

なんでもありのミステリー

2015年04月12日 | 買った本、読んだ本
翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社

先のヴァイオリン職人と‥のミステリーと比較すると、全く違うジャンルのミステリーです。
作者は21才の若さでこの小説を書き上げました。
個人的な分類では バカなミステリー バカミスです。
ひとつの事件は何通りもの解決方法があり、探偵によっても、推理によっても、色んなオチが考えられて、無限に楽しめます。無限に話が考えられます。どこまで説得力があるか、たのしめるか?それが一番大事。
淡々と事件が起こります。
1996年に発行された約20年前の作品です。

バカミスすぎて私はすきです。