通勤電車

2010-04-22 22:11:34 | ○子・デラックスの物申す

まだ、仕事が忙しくって・・・

遅い電車に乗って、一人で、人間観察しながら帰ってきてるオードリーです。

★若者がうるさいと・・・急に怒鳴りだす親父さん・・・

「あなたが、一番うるさいのよ・・・皆さんびっくりしてるじゃない」

と、心の中で・・・思う

★熟睡してる高校生

「あなた、どこで降りるの?早く起きて

と、心の中で、何度も叫ぶ

★酔っ払って千鳥足になってるお爺ちゃん

「エレベータが、あるのよ、この駅は・・・」

そこまで連れて行ってあげたい・・・

そう思うだけ・・・

なかなか、声に出せないものよネェ・・・・

でもね、声どころか、体を張る女も、いるのよ・・・

そう・・・『○子・デラックス』

私より、5ヶ月遅く生まれただけなのに、私を「先輩」と、呼ぶ女。

○子・デラックスと、ゴージャス・オードリーの電車の中での会話

『先輩・・・』

なんだか、暗い感じで、語りかけてくる

『・・・・・』

『朝の満員電車に、酔っ払った親父が乗ってきたのよ』

『朝から飲んでるって事?、たち悪いね』

『そうなんよ・・・しかも、女子高生に擦り寄って・・・』

『えぇ~嫌な親父だね』

『でしょ、女子高生も嫌な顔してたわけよ、回りの人たちもよ。』

『嫌よネェ、可愛そうに、誰も助けようとしなかったのね

『ちょうどね、親父、ドア側にたってたのよ、ドアが開いたとき』

『ふむふむ、ドアが開いたとき?』

『ちょっと、ちょっとだけよ・・・』

『はぁ・・・』

『体でね、押してやったのよ、ちょこっとよ・・・』

えぇ・・・突っ張りかい・・?いやっ、ぶつかりげいこ?ほんとの朝げいこじゃん。

『そしたらね・・・オットトとって、感じで降りちゃったのよ』

というより、落としたんだろ

『オットト、オットトって、ホームへ降りていったのよ』

落ちてったのだろ

『電車のドアが、プシュウゥゥ~って、閉まってさぁ、開くことも無く、走り出したのよ』

『あはははは・・・よくやったぁ』

『でしょ、でしょ、でもね、女子高生見たら、目をあわさず、後ろを向いたのよ』

『えっ・・・・・?』

『私は、心の中で小さくガッツポーズ出したのだけどさぁ、なんか・・』

『なんか?何よ』

『まわりが、そこまでやるかこのおばさんって、そういう目で見るのよ
   もう、電車に乗っている間中、気まずくって・・・。
   電車降りてから、まっしぐらに会社まで、走ったよ・・・』

電車の中のお客は、酔っ払いの親父に同情したのか

ふっ・・・よかった、一緒にいなくって、そう思うゴージャス・オードリーなのでした。


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