ヴェルサイユ宮殿・・・名残り惜しいけど、なんと9時過ぎから3時半まで、いたことになります。
ヴェルサイユで、予定の時間を、大幅にすぎてしまいました。
この後の予定にひびいていきます。
再びエッフェル塔へ行き、そこから日本へ向けて、はがきを出す事になっていました。
ヴェルサイユ付近の建物
駅に着き・・・
相棒が電車に乗り、私がのり込もうとした時
プシュ~~ッ
うそでっしゃろ・・・。
イヤじゃ~、そんなの、イヤじゃぁ~
・・・どうするよ・・・
イヤッ~~じゃぁぁぁぁ
私を残して・・・電車が・・・出発しちゃったのよ・・・。
ボタンを押しても、開かず・・・
『アモーレ、アモレミーヨ、ティアーモ、ティアーモ、ティアーモ』これは、叫ばなかったけど
『エッフェル塔で~~会いましょう~~』は、口パクで・・・
相棒もわかったらしく、頷く。
後で聞いたら、周りの人たちから、「ああ~」という感じで見つめられたまま、エッフェルまで行ったそうです。(笑)
一方、ポツンと、取り残されてしまった、方向音痴の英語もしゃべれない・・・日頃態度の大きいおば様・・・1人。
次の電車で、行けばいいことなんだけどね・・・。
おば様は不安だった・・・
駅員を探し、駆け寄り、止まっている電車を指差し、「エッフェル?」
こんなもんよ・・・私が、叫べるもんは・・・。
駅員も冷たい・・・1回頷いただけ・・・。
まわりをよくみてみると・・・日本人らしき3人組のおば様が、やっぱり、駅員さんに「オルセー」に止まるかと聞いていた
ありがたい・・・
「すみません、友達とはぐれてしまって、エッフェル塔で、
待ち合わせる事になっているんですけど、途中までご一緒させていただけませんか?」
「まぁ、大変でしたね、どうぞ一緒に行きましょう」
「袖すり合うも他生の縁」「旅は道づれ世は情け」という感じで、いろいろお話ししながら、エッフェルへ向かったのです。
彼女らは、60才前後の3人組の女性、何回もツアーでフランスに来ているようでしたが・・・
今回は、すべて自分達で調べ、南フランスまで、足を伸ばし、お友達のペンションに宿泊するという事でした。
頼もしい・・・。
私が降りる駅のひとつ前まで調べてくれて、安心させてくれましたよ。
ここに着いたら、降りる準備するのよっと言う感じ。
オルセー美術館に向かうという事で、「そこで、またお会いできるといいですね・・・ありがとうございました」
そういいながら、私は、1人エッフェルで、降りたのでした。
走りこんでだったから、一歩が出なかったのよね・・・(笑)
相棒に頼りきってたから、焦ったわ。
でも、やっぱり、おばさんパワーって、ピンチの時に、でてくるもんよ。
コレは焦りますねぇ。
団体行動ならともかく二人だけでしょ?
どうして一人乗り遅れる(爆)。
旅のアクシデントは思い出のスパイス。
無事に帰ってこれた今となっては、いい思い出・・・かなっ?
やっぱりヤだなっ。
だから、おば様を、怒らせチャダメよ。
味方につけるのよ・・・。
しかし、「ニッポンのおばさん」は世界中に出没しているようですね。(笑)