いよいよ、後半です
古今亭菊之丞…大家の若旦那か、歌舞伎役者といった風貌の菊之丞。
彼にぴったりの、道楽が過ぎて勘当されて、出入りの船宿に居候…
おなじみ『船徳』、非力な若旦那が船をこぐ様が、まさにぴったりでした。
本日のトリを勤めるのは、柳家三三、小三治の芸を継ぐ者に相応しく
江戸落語の王道といった、小気味のいい語り口。
お辞儀から顔を上げるや否や、いきなり噺に!紀伊国屋の番頭であった庄三郎…
まさにに立て板に水の歯切れのよさで
『髪結い新三』に、入っていった。この白木屋(しらこ屋という発音は円生さんも同じ)の息子は道楽のし放題で、勘当の身に…主人も倒れ、商売も傾き
ひとり娘に婿(持参金付きの婿)を取って、店を継がそうという…。
しかしこの娘、手代の忠七と恋仲で、婿には顔もみせない始末
講談調の噺で、あまり笑いどころはないが…上手いなぁと、感心すること
しきり


我が家にも円生100席のCDがあるのですが、その中でも『髪結い新三』は、
上下2枚ものですから、この大ネタどこまでやってくれるのかな…と、
興味津々
当代の勘三郎の襲名興行でも、お袋様の希望でこの『髪結い新三』を選んで
行きましたが。もちろん新三は、悪者なのですが…たぶらかされる忠七&お熊
方が、だまされる方がアホじゃんと、思えてくるから不思議。
今日は、もちろん大家がでて来る所まではいかず…かどわかされた
しらこ屋の娘『おくま』を取り返すべく、弥太五郎源七大親分が、
白こ屋の抱え車夫・善七を伴って、新三の長屋に出向く所で
「これからが面白いところではありますが…髪結い新三の序で…」と、
時間きれで、おしまいでした。
本日の4人は、いずれ劣らぬ芸達者で、大満足の夜でした
あの続きを…円生さんのCD
をこれから、聞きます。


彼にぴったりの、道楽が過ぎて勘当されて、出入りの船宿に居候…
おなじみ『船徳』、非力な若旦那が船をこぐ様が、まさにぴったりでした。

江戸落語の王道といった、小気味のいい語り口。
お辞儀から顔を上げるや否や、いきなり噺に!紀伊国屋の番頭であった庄三郎…
まさにに立て板に水の歯切れのよさで
『髪結い新三』に、入っていった。この白木屋(しらこ屋という発音は円生さんも同じ)の息子は道楽のし放題で、勘当の身に…主人も倒れ、商売も傾き
ひとり娘に婿(持参金付きの婿)を取って、店を継がそうという…。
しかしこの娘、手代の忠七と恋仲で、婿には顔もみせない始末

講談調の噺で、あまり笑いどころはないが…上手いなぁと、感心すること
しきり



我が家にも円生100席のCDがあるのですが、その中でも『髪結い新三』は、
上下2枚ものですから、この大ネタどこまでやってくれるのかな…と、
興味津々

当代の勘三郎の襲名興行でも、お袋様の希望でこの『髪結い新三』を選んで
行きましたが。もちろん新三は、悪者なのですが…たぶらかされる忠七&お熊
方が、だまされる方がアホじゃんと、思えてくるから不思議。
今日は、もちろん大家がでて来る所まではいかず…かどわかされた
しらこ屋の娘『おくま』を取り返すべく、弥太五郎源七大親分が、
白こ屋の抱え車夫・善七を伴って、新三の長屋に出向く所で
「これからが面白いところではありますが…髪結い新三の序で…」と、
時間きれで、おしまいでした。

本日の4人は、いずれ劣らぬ芸達者で、大満足の夜でした

あの続きを…円生さんのCD
