『寝具のゆたかや』 店主のきまぐれ日記

お届けするのは快適な眠りです。

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打ち直し

2019年10月04日 | 打ち直し
お座布団と敷ふとんの仕立替え依頼です。
お客様は元々ご近所に住んでいたんですが、いつもご実家の方で依頼を頂いてた為、嫁ぎ先のお宅へお邪魔したのは今回が初めて。
打ち直しのご依頼があったのは昼寝用敷ふとんが二枚とお嫁入りの時の正絹緞子判の座布団。



当時は長男のところへ嫁ぐからと正絹緞子判で持たせてくれたらしいんですが、今は殆ど使わないし、まだ実家に同じ座布団が残してあるから、
普段座布団5枚と昼寝用敷ふとん一枚に仕立て替えて欲しいとのこと。



『柄はお任せでいいから、とにかく丈夫で実用向きな生地で仕立て直して、残りは処分して欲しい。』
というのがお客様のご希望。
こんなに立派なお座布団を処分してしまうのはもったいない気もしますが、使うあてがなければそれも仕方ないですもんね。
普段、気にせず使って頂けるようなお座布団に仕立ててお届けしますね。
ご依頼ありがとうございました。

そして、帰り際玄関先に太い手筒を発見。
『立派な手筒だけど、旦那さんの?』
と聞くと何と、息子さんの手筒だという。
豊川進雄神社の祭は神社を中心に西と東の地域に分け、それぞれの地区の青年に花火を競わせたのが始まりで現在でもそれが続いています。



祭はもちろん一緒に行うんですが、すべてが東西青年団は別行動の為、顔は見たことあっても親しく話はしたことが無いなんて昔からざらだったんです。



この歳になると同じ地域の、西青年団の子でも知らない子がいっぱい。
ましてやお客様の息子さんとは地域はもちろん、歳もかなり離れてるんですから、どんな子なのか名前だけじゃピンと来ないのも当たり前ですよね。
御実家は西本会所もやっていた祭好きな家ですから、地域が東に変わってもやっぱり祭からは離れられないみたいですね。


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