急に朝晩、肌寒く感じるようになりましたね。
今までの夏ふとんでは明け方に寒いし、かといって冬ふとんにはまだ早いと頭を悩ませている方も多いと思います。
そんな中途半端な気候の時には合掛ふとんがあると重宝しますよ。
合掛けふとんは夏ふとんと冬ふとんの中間的な厚さのおふとんで、春先や秋口のはっきりしない気候の時にぴったりのおふとんです。
そして、本日新規のお客様にご注文頂いた合掛けふとんが仕立てあがりました。
合掛けふとんも中綿の種類によりいろいろなタイプがあります。
最近の流行りはやはり羽毛なんですが、こちらのお客様はミックス綿を入れて欲しいとのご注文でした。
なんでも以前、市内の某ふとんやさんでかなり強引に羽毛ふとんを勧められ二枚購入したところ羽毛の吹き出しがひどく、相談に行くと外国製の生地を使ってるからある程度の吹き出しは当たり前みたいなことを言われ、羽毛ふとんはもう懲りてしまったとのことでした。
確かに国民性の違いもあり、羽毛の吹き出しも中に羽毛が入っている証拠という外国的なとらえ方もあるかもしれませんが、少なくとも私達日本人にはそのような感覚を持つ方はそんなに多くはいないと思います。
羽毛の吹き出しがあることを始めから知っているのなら、きちんと購入前にお客様にその旨を伝えし納得してもらうのが店側の努めです。
未だに高額な商品をなんでもかんでも売りつけてしまえばいいという、同業者がいるのは本当に残念です。
ご注文頂いた合掛けふとんは色々な柄のカバーリングに対応できるように、羽毛ふとんと同じ150×210cmのサイズで仕上げてありますのでカバー選びも楽しいと思いますよ。
また、おふとんの厚さが薄い分だけ、とじも普通の総がある和とじではなく、全体にキルティングを掛けておきましたので、綿が片寄ることもないと思います。
これを機会に末永くお付き合いさせて下さいね。
この度はご注文、誠にありがとうございました。