本日は青森県青森市へ一組、神奈川県座間市へは紫色の敷ふとんを一枚、東京都杉並区へはさいころ枕一個と置物用座布団四枚の発送です。
各地で天候が荒れているようですが、大きな交通の乱れがなければ明日にはお届けできると思いますので皆さん到着を楽しみにしていて下さいね。
さて、当店で
お財布用ふとんと人気を二分しているのが
置物用座布団です。
当店の置物用座布団はお財布用ふとんと同様に既製品に多く使われている化繊綿(テトロン綿)ではなく、めん綿100%にこだわり一枚一枚手作りで仕上げてあります。
メーカーの既製品のように化繊綿を使用すれば少量で驚くほどカサがでる為、見た目にはふかふかで、いかにも座り心地の良さそうな座布団に仕上がります。
しかし、化繊綿は繊維の性質上めん綿に比べ滑りやすく、ヘタリやすい為、座布団や敷布団のように下に敷く物の中材には適しません。
ただ置物用座布団の場合は普通の座布団とは全く用途が違う為、
『中綿なんか外から見えないし、安けりゃ何でもいいじゃん!』 『どうせ人間が座るんじゃないんだから!』
という方も正直います。
ちなみに下の写真はメーカーが置物におまけで付けている座布団で、綴じ目や房が専門店の仕立てとはあきらかに違います。
さらに下の写真はちりめん風の生地で一見しっかりした仕立てに見えますが、二枚の布を縫い合わせてある為、お座布団の正面となる輪の部分がありません。
皆さんもご存じのようにお座布団には前後があります。
これは人が座る座布団だけでなく、置物用座布団も同じというのが当店の考え方です。
そして、綴じ目や房もやはり専門店とはまったく違います。
もちろん、見た目が座布団にさえ見えればいいというならそれでもいいでしょうが、実際に置物を置いて頂ければその違いはすぐに分かると思います。
下の写真は当店の置物用座布団(小)になります。
違いが分かって頂けるでしょうか?
使い始めは新綿を使用している為、ふかふかして置物によっては安定しないこともありますが、すぐに落ち着いてきますのでご安心下さいね。
ちなみにお稲荷さんの本殿の真ん中に据えてある宝珠の下に敷いてある五色の座布団も、名古屋の信者様からご依頼があって当店が納品した物なんですよ。
ありがたいことに、こちらの五色座布団は新年を迎える12月に毎年新品と交換させて頂いています。
先ほども言いましたが、お座布団を横から見たときに縫い目のない部分が一か所だけあります。
その縫い目のない部分がお座布団の正面となりますので、置物を置いたら縫い目のない部分を正面に据えて下さいね。
本日も遠方よりお買い上げありがとうございました。