気ままな映画生活

yaplog!から引っ越ししました!

『チョコレートドーナツ』 2014年3月14日 シネマート六本木

2014-03-14 23:20:41 | 映画 ち
本日の3本目の映画は、『チョコレートドーナツ』を試写会で鑑賞しました。

【ストーリー】
 1979年カリフォルニア、歌手を目指しているショーダンサーのルディ(アラン・カミング)と弁護士のポール(ギャレット・ディラハント)はゲイカップル。 母親に見捨てられたダウン症の少年マルコ(アイザック・レイヴァ)と出会った二人は彼を保護し、一緒に暮らすうちに家族のような愛情が芽生えていく。 しかし、ルディとポールがゲイカップルだということで法律と世間の偏見に阻まれ、マルコと引き離されてしまう。


この映画で描かれていることは事実であるとのことなので考えてしまう。
その昔はゲイカップルがまともに人権がを持ち、生活できる状況ではなかったし
また、ダウン症の子をどうしたらよいのかも難しかったろうし
何より親子は絶対という時代だったんだと思う。
今でも親子は引き離すと問題となるであろうが、
親に子供を養ったり育てる力が無かった場合でもそうなるのか
全くの他人が子供を育てる土壌があるのか
どういう場合に認められるのか
施設に行った場合に問題は無いのか

この映画は深い。
答えの出ないテーマであるが、麻薬常習者である親に子育ては難しいでしょうね。
だからといって、自らの意思表示できない子供の場合はどうしたらよいのか
子供に人権はあるのか
深いテーマである。

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『小さいおうち』 2013年12月26日 歌舞伎座

2013-12-26 23:21:22 | 映画 ち
小さいおうち』 をプレミア試写会で鑑賞しました。

新しくなった歌舞伎座で映画上映は初めてとのことでした。
登壇者は豪華絢爛大勢でした。
 松たか子、黒木華、吉岡秀隆、倍賞千恵子、橋爪功、吉行和子、室井滋、
 ラサール石井、小林稔侍、夏川結衣、中嶋朋子、子役2名、山田洋次監督と総勢14名という多さ。

妻夫木聡が居ないのは残念だった。(彼が居たらいじられるのに)

【ストーリー】
 健史(妻夫木聡)の親類であった、タキ(倍賞千恵子)が残した大学ノート。それは晩年の彼女がつづっていた自叙伝であった。昭和11年、田舎から出てきた若き日のタキ(黒木華)は、東京の外れに赤い三角屋根の小さくてモダンな屋敷を構える平井家のお手伝いさんとして働く。そこには、主人である雅樹(片岡孝太郎)と美しい年下の妻・時子(松たか子)、二人の間に生まれた男の子が暮らしていた。穏やかな彼らの生活を見つめていたタキだが、板倉(吉岡秀隆)という青年に時子の心が揺れていることに気付く。


最近、ヘタレ役の板についてきた妻夫木聡は、今回もちょっと微妙な役柄。
山田洋次監督、三谷幸喜監督からはそう見られているんだろうな。。。と思った(笑)

原作を読んでないんで、どういう話かは知りませんでしたが
なんとまぁ、昭和初期の不倫が関係した話だったんですね。
予告も幸いにして観てなかったんですが、結構重要シーンが出ているとか

昭和初期と平成で平成の倍賞千恵子演ずる女中視点で話が語られます。
昭和時代の女中が黒木華で、女中として仕えたのが小さいお家ということです。
ミステリーなんてこともうたっているようだけど、ミステリーはあまりなくて
女中と家族に周りの人々が絡みます。
最近多い昭和17年代前後はいろんなことがありますね。

山田洋次監督作品ですので暖かみのある映画になっています。


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『チャイルドコール -呼声-』 2013年4月3日 ヒューマントラストシネマ渋谷

2013-04-03 22:38:26 | 映画 ち
チャイルドコール -呼声-』 を鑑賞しました。

怖い映画かと思ってドキドキしながら観てたけど、そんなに怖くはなかったけどドキドキ(笑)

【ストーリー】
 夫の暴力が原因で、郊外に居住することになったアナ(ノオミ・ラパス)と8歳の息子のアンデシュ(ヴェトレ・オーヴェンニル・ヴァリング)。息子の安全のためアナは電器店で監視用音声モニターを買う。ある晩、モニターの混線により子どもの悲鳴を聞いたアナは、ほかの部屋で子どもが暴行を受けているのではないかと考え始める。


東京ではヒューマントラストシネマ渋谷だけという公開規模の作品なんですが...
運よく見ることができました
一番小さいスクリーンに客入りは5割ってとことでしょうか?
水曜だけどまぁまぁの入りかな(笑)

映画の内容は話すとネタばれになると思うので、
この作品に関しては止めておきますが、
ちょっとホラー系じゃなくドキドキ(サスペンス風?)だった。

なかなか面白かったと思うな私的には。


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『チキンとプラム -あるバイオリン弾き、最後の夢-』 2012年9月29日 赤坂区民ホール

2012-09-29 20:33:00 | 映画 ち
チキンとプラム -あるバイオリン弾き、最後の夢-』 をTIFFプレイベント上映会で鑑賞しました。

このTIFFのイベントで矢田部さんが毎年TIFFのコンペ作品を魅力的に紹介してくれますので
必ずいきたいイベントです
なんか、今年のコンペ作品(15作品)を紹介してくれたのですが、どれも紹介の仕方がうまいので
観たくなりました
今年は、何作品TIFFで見れるかな...毎年の楽しみ

【ストーリー】
 愛用のバイオリンを壊された音楽家ナセル・アリ(マチュー・アマルリック)は、代わりのバイオリンを探したが見つからず、とうとう死ぬことにした。ベッドに横たわったナセル・アリは人生を追想する。修行の日々から人気者だった時代、大好きなソフィア・ローレンとチキンのプラム煮、そして成就しなかった恋。数々の思い出がナセル・アリの脳裏によみがえる。


全然関係ないけど、昨晩遅かったので、バイオリンの音楽と相まって眠かった

映画は、とても雰囲気のある映像美で魅せてくれます。
そして、ありふれた話でありますが、いい話でした。
女性が綺麗なこと
誰でも惚れちまうだろ

眠気を誘いますので、ちゃんと休養たっぷりでご覧ください。

今度はちゃんと寝てリベンジしました
甘くて切ない昔の恋話は涙を誘います。
コミカルで軽妙な描き方で、綺麗な映像が重なって、ラストへ繋がります。
ラストはやっぱり切ないけど、良かったと思えるから不思議な映画です。



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