気ままな映画生活

yaplog!から引っ越ししました!

『ソニータ』 2017年9月29日  

2017-09-29 22:02:56 | 映画 そ
ソニータ』 を試写会で鑑賞しました。

これは良い映画ですね

【ストーリー】
 ソニータは10歳のころ、タリバンが勢力を伸ばしてきた故郷アフガニスタンを離れ、イランに逃げる。難民の彼女はテヘラン郊外の貧困地域で不法に滞在を続け、その後支援団体が運営するシェルターで教育を受ける。そしてソニータが18歳になったとき、アフガニスタン在住の両親は勝手に娘の嫁ぎ先を決めてしまう。しかしソニータはラッパーになりたいという夢を持っていて……。


ドキュメンタリーであるんだけど、それだけに凄い。
アフガニスタンではいまだに自爆テロが起こっている。
そして娘を売ってしまうということが平然と行われている。
ソニータもイランに逃げているのであるが、娘を9,000ドルで嫁がせようとする。
なんでも息子の結婚資金が必要だとか、、、
それに反発するわけではないが、嫁ぎたくないという。(自分の意志で結婚は決めたい)
そこからの展開が凄い
ネタバレは避けるので、もうこれは観ていただきたい。

 ↓良かったら押してください
blogram投票ボタン









『続・深夜食堂』 2016年10月21日 朝日ホール

2016-10-21 23:32:57 | 映画 そ
続・深夜食堂』 を試写会で鑑賞しました。

前作も見ているが、今作もgood!

【ストーリー】
 繁華街の路地裏にたたずみ、マスター(小林薫)の作る料理と居心地の良さに惹(ひ)かれて毎晩客が集まってくる食堂「めしや」。ある日、常連たちが次々と喪服姿で現れ故人について話をしていると、さらに範子が喪服姿で店にやってくる。ストレス発散のため喪服を着る趣味がある範子だったが、実際に葬式をすることになり、そこで出会った男に心を奪われ……。

やっぱり気になるのは傷なんだけど、今回は目立たなくなっていた。
そして、店に集まる人々が面白くて良い。
店は0:00~7:00位まで空いているらしい。リアルにあって欲しいものだ。
今回は、焼き肉、焼うどん、豚汁の話であったが
どれも良いのである。
映画館で見るのはどうだろう...と思っている人に箸休めに見ていただきたい

 ↓良かったら押してください
blogram投票ボタン





『ソング・オブ・ラホール』 2016年8月4日 ユーロスペース

2016-08-04 23:33:36 | 映画 そ
ソング・オブ・ラホール』 を試写会で鑑賞しました。

パキスタンの歴史は全く知りませんでした。。。
ジャズがこんなにいいものと知るきっかけになった

【ストーリー】
 パキスタンの芸術の都ラホールでは、タリバンによって音楽を禁止されていた。そこで音楽家たちは立ち上がり、ジャンルが全く違うジャズに挑戦。伝統楽器で「Take Five」を演奏し、そのプロモーション映像がインターネットで膨大なアクセス数をたたき出す。それを見た天才トランペット奏者ウイントン・マルサリスに招待された彼らは、ニューヨークのビッグバンドと共演するためにアメリカへ向かう。


パキスタンの歴史を紐解くと気の毒である。
ストーリーに書いてあるがタリバンの話は直近である。
その前にもイスラムは音楽は禁止の時期があり、
音楽が無くなった歴史は意外と長い。
その結果、伝統であった音楽を行うものはいなくなり
音楽家たちはこぞって転職してしまった。
職が無くなるのであたりまえである。
そういう経緯を踏まえ、音楽を復活させるために
活動した人たち(といってもラホールのごく一部の人)の話である。
彼らが音楽でニューヨークに行き、共演するという快挙を達成し
その後、口コミで世界へ広がっていった話である。
世界から凱旋しパキスタンでも演奏することができた話である。
映画としても面白いのであるが、ニューヨークの音楽シーンは
必見である。
日本でも聞くことができるらしいので、気になった方は
 モーションギャラリー サッチャル で検索してみてください。

なかなか良い映画だった。(ドキュメンタリーだけどね)

 ↓良かったら押してください
blogram投票ボタン





『ソロモンの偽証 後篇・裁判』 2015年4月12日 TOHOシネマズ市川

2015-04-12 18:51:00 | 映画 そ
ソロモンの偽証 後篇・裁判』 を鑑賞しました。

前篇を見てから大分経ってしまいましたが、後編の開始前に前篇のダイジェストがあるので
忘れている方も大丈夫です

【ストーリー】
 被告人大出俊次(清水尋也)の出廷拒否により校内裁判の開廷が危ぶまれる中、神原和彦(板垣瑞生)は大出の出廷に全力を尽くす。同様に藤野涼子(藤野涼子)も浅井松子(富田望生)の死後、沈黙を続ける三宅樹理(石井杏奈)に証人として校内裁判に出廷するよう呼び掛ける。涼子は柏木卓也(望月歩)が亡くなった晩、卓也の自宅に公衆電話から4回の電話があったと知り……。


私は運良く前篇は2回見ていて、昨年末に見た1回目と2回目では編集し直されていた。
1回目の昨年末の時は、顔のアップや尾野真千子の出演時間は長かったのだが
2回目に観た時はアップは減り尾野真千子の出演時間は大幅に減っていた。
かなり冗長なのである。
それが、今回の後篇に同じことが言える。
どうして前篇は編集し直しているのに、後篇は同じように編集しなかったのか・・・
とても不思議な感じがした。
ゆえに、後篇を観た人の感想に繋がるのが良くわかる。
2回目に観た前篇の内容はとても洗練されたようで1回目と印象が違いテンポも格段に良かった。

肝心の後篇の内容であるが、初日や先行上映の評価を聞いていたので
あまり期待してなかったのは確かであるが、個人的には良いと思う。
子供たちの多感な感情がしっかりと表現され、それぞれに思うことがある。
そうしたことが伝わってくるのである。
2時間25分とかなり長い尺なのは難点で、再編集してスッキリさせるとより良くなると思う。
事件を経験し、裁判を通して子供たちや大人たちが成長すること過程がよくわかる。

続けてみるには体力がいるので、忘れる前に通して見たい作品である。

 ↓良かったら押してください
blogram投票ボタン