気ままな映画生活

yaplog!から引っ越ししました!

『ソロモンの偽証 -前篇・事件-』 2014年12月25日 丸ノ内ピカデリー

2014-12-25 22:32:37 | 映画 そ
ソロモンの偽証 -前篇・事件-』 をクリスマス特別先行傍聴会で鑑賞しました。

馴染みのある江東区や江戸川区などが出てたのもあるけど、これは面白い
登壇者はこんな大勢!
 ↓


【ストーリー】
 クリスマスの朝、雪に覆われた中学校の校庭で柏木卓也という14歳の生徒が転落死してしまう。彼の死によって校内にただならぬ緊張感が漂う中、転落死の現場を目にしたという者からの告発状が放たれたことによってマスコミの報道もヒートアップ。さらに、何者かの手による殺人計画の存在がささやかれ、実際に犠牲者が続出してしまう。事件を食い止めようともせず、生徒たちをも守ろうとしない教師たちを見限り、一人の女子生徒が立ち上がる。彼女は学校内裁判を開廷し、真実を暴き出そうとするが……。

当たり前だけど、前篇は後篇の序章である。
前篇を見てから、後篇の予告を見ると無性に後篇への期待が高まる。
そういう前篇のつくりになっている。
そういう意味では、前篇は成功である。
前篇では、冒頭から事件があり、どうなっていくのかと思ったら
その事件を告発する手紙が届いたり、大人たちのことを大げさにしたくないということと
そのため、更なる事件に・・・
後篇を見ずには入られない感じになります。
その前に原作を読んで(結末までは読まずに)つなぎたいと思う。
前篇の子供たちの表情にヒントがあるような気がします。
そして、大人は関係しているのか
無関係は無いと思いますが、やっぱりどうなのか気になる。

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『ソウォン/願い』 2014年7月30日 一ツ橋ホール

2014-07-30 22:16:21 | 映画 そ
ソウォン/願い』 を試写会で観賞しました。

韓国映画は素晴らしい
内容は救いようのないことで、映画にしていいのか
と思う内容ではあるけれど、この内容を果敢にチャレンジし
映画としてまとめ上げる韓国の力は認める必要がある。
これは日本では作れない作品である。
トガニ』同様素晴らしい作品でした。

【ストーリー】
 雨の朝、一人で登校した8歳のソウォン(イ・レ)は男に呼び止められ、半死半生の暴行を受けた状態で発見される。病院に運び込まれたまな娘の惨状に、父親ドンフン(ソル・ギョング)も、母親ミヒ(オム・ジウォン)も泣き崩れる。その後、執拗(しつよう)なマスコミの取材攻勢や社会全体からの注目に対し、両親はソウォンを何とか守ろうとするも……。

子役ソウォンを演じたイ・レちゃんが芦田愛菜みたいに可愛らしいけど
素晴らしい演技でした。
両親も良く、作品としての完成度も凄く良い。
内容は子供にあってはならない事件ですので、見るのも辛い内容でありますが
希望を見出してくれる内容で救われました。
韓国は日本とは違い、周りの人たちがしっかりと支え合う、昔の日本のような
良さがありました。
今の日本ではこうはならないでしょう。

ハンカチ持って、是非劇場でご覧になって下さい。
心に響く作品であるのは間違いありません。

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『ソウルガールズ』 2013年12月18日 一ツ橋ホール

2013-12-18 22:24:37 | 映画 そ
ソウルガールズ』 を試写会で鑑賞しました。

上映前にイベントがあって、ザ・サファイアズ(ソウルガールズ)の
ミュージカルを12月21日に早稲田の大隈講堂で上演するらしくて
その宣伝を兼ね、歌ってくださいました。
ノリの良い音楽で楽しめました
入場無料らしいので気になった方は是非


【ストーリー】
 1968年のオーストラリア。アボリジニの居住区で生活しているゲイル(デボラ・メイルマン)、ジュリー(ジェシカ・マーボイ)、シンシアは、小さな頃から歌うことが大好きな3姉妹。いとこのケイと一緒にカントリーミュージックを歌いながらシンガーとして成功をつかもうと奮闘していたが、コンテストに出場しても先住民族に対する偏見や差別から落選させられてばかり。意気消沈する四人だが、ミュージシャンを自称する男デイヴ(クリス・オダウド)と出会い、彼からソウルミュージックのレッスンを受ける。


なかなか面白みのある映画だった。
勿論、歌がうまくないとどうしょうもない映画なので歌は抜群に良い。
(でも、知っている曲はほぼない 笑)

アボリジニって聞きなれないけど、アメリカでいうニガーと似たことで
どうして黒人は差別の対象になるのだろう
と思うが、それはさておき、見返してやろうとう(映画の場合は男だけど)意気込みは素晴らしい。
有名になって大舞台でと思っていたはずだが、実際は・・・映画で確認してください。


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『そして父になる』 2013年9月29日 TOHOシネマズ市川

2013-09-29 16:36:58 | 映画 そ
そして父になる』 を観賞しました。

世界の目に狂いはなかったね
今年のベスト3には入るでしょう

【ストーリー】
 申し分のない学歴や仕事、良き家庭を、自分の力で勝ち取ってきた良多(福山雅治)。順風満帆な人生を歩んできたが、ある日、6年間大切に育ててきた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことが判明する。血縁か、これまで過ごしてきた時間かという葛藤の中で、それぞれの家族が苦悩し……。

ネタばれを気にされる方は読まないようにしてください

この映画は現時点では今年一番と言っていいくらいの良さでした

何がそこまで良かったかというと、完璧な人間はいない!
そして、みんな悩んで生きているということが実感できた。
何より、答えを出してはいけないこともあるということ。
仕事なら右か左か決めて進めるのが普通であるが、
今回のように人であれば、その答えはさまざまである。
その人の生き方や信念などもありますが、それでも人の場合には決められないことってある。
そんな葛藤をしながら進んでいく様が観ていて痛くもあり、共感できるのが
今回の映画では良かったと思います。
昨日の『もうひとりの息子』とは違って、本作は未成年しかも6歳という点である。
大人に近い18歳とはやはりアプローチや子供との接し方は異なる。
そういう面からもこの映画のが見ごたえもあるし、共感できた。

是非、いろんな方に観ていただき、いろんな角度から考えるテーマであることは間違いありません。
取り違えなんてことが起こらないことにこしたたことはありませんが、
もし万が一のために...もう我が家では子供は作りませんが(笑)

やっぱり、子供に教えられることってあるよね


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『草原の椅子』 2013年1月22日 なかのゼロホール

2013-01-22 23:05:32 | 映画 そ
草原の椅子』 を試写会で鑑賞しました。

今年一番楽しみな邦画だったかもしれません。
原作を読んで良かったもんで

【ストーリー】
 バツイチサラリーマン遠間憲太郎(佐藤浩市)は、50歳を過ぎて取引先の社長・富樫(西村雅彦)や骨董店オーナーの篠原貴志子(吉瀬美智子)と出会い、互いに友情を深めていく。そんな折、彼らは母親から虐待を受けて心に傷を負ってしまった幼い少年と出会い、その将来を案じる。やがて偶然見た写真に心を動かされた彼らは、世界最後の桃源郷と呼ばれるパキスタンのフンザへと旅立つ。


フンザは期待通りの良さでした。
こういうのを見ると行きたくなります
でも、簡単に行けるところではないというのは映画では伝わらないよ~
あの旅行の行程も10泊位で原作では行くんだけど、
そういうものは一切映画では省かれてしまった。
もちろん、標高も高いので小さい子供が行くには
徐々にならしながらとか、水もあたりやすいのでとか・・・

映画では唐突に子供がなついたり、
原作では徐々に子供が慣れていくのだが・・・
やっぱり原作の良さは活かしきれていなかった。
この際、前後篇で丁寧に作って欲しかったという思いが強い。
でも、原作を読んでいるから行間を読んで理解できた映画で
男の友情だったり、人間関係だったり、恋だったり、結構盛りだくさんで私は楽しめた。

これはもう1回観る機会がありそうだな。


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