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『ピンクとグレー』 2016年1月10日 TOHOシネマズ市川

2016-01-10 16:16:54 | 映画 ひ
ピンクとグレー』 を鑑賞しました。

この映画は原作を読んでいて、原作が凄い良くて楽しみな作品だった。
ネタバレなしに感想書くのは難しいので、これから観る方は後は見ないでね。
でも原作読んでから見た方が、より楽しめます。

【ストーリー】
 知名度のほとんどない俳優・河田大貴(菅田将暉)は、少年時代から友情を深めてきた人気俳優、白木蓮吾(中島裕翔)が急死したことで一躍世間の注目の的に。白木はなぜこの世を去ったのか。自ら命を絶ったのか他殺なのか。混沌とした状況の中、河田は……。


冒頭にもネタバレを書いてしまったのであるが、原作を読んでも楽しめるのである。
なぜかというと、原作とは違うのである。
原作は、りばちゃんとごっちの関係性が子供のころからしっかりと描かれている。
そこに62分後の衝撃があるのだろうと思っていたのであるが、
映画は冒頭から小説の衝撃シーンなのである。
最初に見せちゃって大丈夫か...」と思ったのであるが、それは杞憂に終わった(笑)
全然大丈夫なのである。
ある種、小説を読んでいる人に向けた衝撃なのかもしれない。
小説を読んでいるであろうから、2人の関係性やサリーとの関係なども逆なのである。
ただ、その辺は小説を読んでしまっているがゆえに埋まるシーンが多い。
上映後に隣の女子達はあまりわからなかったという感想を言っていた。
それはそうであろう、突然逆になり、現実が嘘に、嘘が真実に変わる。
そして、62分後からは、実は小説で描かれていない部分が多いのであるが
プロットは小説から拾っているから、小説を読んでいると、この辺も納得なのである。
だから、原作を読んでから観てください。

小説の良さを生かしつつ、映画は映画でオリジナルとして面白かった。

中島裕翔はジャニーズなんだよね。よく知らないけど、なかなかの演技だし、
菅田将暉に小林涼子も出ているのでキャストもgood!である。
もう少し上映時間長くして、丁寧にしても良い気もしたけど、これがいい塩梅だね。


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