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『最後のマイ・ウェイ』 2013年7月12日 シネアーツ試写室

2013-07-12 23:06:51 | 映画 さ
最後のマイ・ウェイ』 を試写会で鑑賞しました。

この映画は良かったよ
2時間29分と長尺なんだけど、長さは感じない。
なぜなら、波瀾万丈の一生を描いているから。

【ストーリー】
 クロード・フランソワ(ジェレミー・レニエ)は厳格な父エメ(マルク・バルベ)の死後、パリに進出し歌手としてデビュー。敏腕マネージャーのポール・ルデルマン(ブノワ・マジメル)と共にスターの座へ上り詰める。そんな中、フランス・ギャル(ジョゼフィーヌ・ジャピ)との破局を歌った「コム・ダビチュード」を、尊敬するフランク・シナトラがカバーすることとなり……。

マイ・ウェイを知らない人は少ないのでないだろうか。
私でも聞いたことはある。
フランク・シナトラが唄っている名曲である。
そのマイ・ウェイには表に出ることのない話があった。
(といっても知っている人は知っているんでしょう)

生まれてから、結構波乱万丈な人生を歩んできた
クロード・フランソワ彼がマイ・ウェイに関係していたと知る人は
日本では少ないであろう。
フランスで1960年代~70年代の人気歌手だったとのことであるが、
私はまったくもって存在すら知りませんでした。
今回の映画を見て、アイドルはあんな感じだろう、そして
観客席へのダイブは彼がはしりだろうと思った
独占欲が強く、嫉妬深く、女好きなどなど、どうやっても
事業でうまくいきそうもないが、なぜかうまくいく、そんな訳の
わからない人間であった。
2度、3度結婚するのは信じられんよね。
そして、世間を騙して話題を作る。
今ではすぐに判明してしまいそうな事がまかり通った時代の話であるが
話題を得る、同情を買うには才があったんだね。
だから事業も成功している(ように見える)。

かなり見ごたえのある面白い映画でした。


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