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『ルールを曲げろ』 2014年9月27日 赤坂区民ホール

2014-09-27 17:45:48 | 映画 る
『ルールを曲げろ』 をTIFFプレイベントで鑑賞しました。

昨年は、この東京国際映画祭のプレイベントには参加できませんでしたので
久しぶりな感じです。
今年はコンペ作品の発表が来週火曜ということで、恒例の矢田部さんのコンペ作の説明は
ありませんでした。この説明は分かりやすくて、観たくなる説明だし、見る作品の選定には
大いに参考になっただけに残念である。
故に、今年のTIFFへの参加も少なくなる可能性が高い(笑)

【作品解説】
 若い劇団の海外公演が決まるが、女優たちは親の承認がなければ出国もままならない。古い価値観や旧世代へ抵抗する姿を通じ、現代イランの若者たちが抱える問題をリアリズムで描く集団劇。台頭著しいイランの新世代監督に注目。

親に反抗する若者たちを描く映画は珍しくないが、イラン映画となると別の様相を呈してくる。1979年のイスラム革命から35年近くが経ち、新世代が台頭している一方、表現の自由をめぐる芸術家の受難もしばしば報道されている。そんななかで権威や体制への抵抗を描くには、作家の側に周到な戦略が要請されるだろう。本作はまず演劇のリハーサルを映画的に見せる工夫を駆使して観客の気持ちを掴み、続いて親をいかに上手く騙すかをユーモラスに見せながら、やがて本格的な家族ゲンカの風景の中に、より深いメッセージをしのばせるという巧みな構造の作品である。アスガー・ファルハディ監督を頂点とするイランの新しい現代劇映画の波の一端を担うであろう、ベーナム・ベーザディ監督の才能に注目したい。

---TIFF公式HPより引用


観終わった後は、正直、この作品込められたメッセージは分からなかった。
また、長いシーンの多用で眠くなるという印象しかなかった。
しかし、よくよく考えてみると、イランという国や宗教観(これらの知識は皆無だが)や
国外へ行くには・・・また、若者の出した答えは・・・と考えると何とも言えない映画であった。

イランでは国外に出るには親の承諾が必要であり、
国外に出たらそのまま戻らない人もいるのであろう。
また、親にもよるが、子への干渉もあり、自由の無い生活が虐げられている場合もある。
そういう背景的なことを分かった上で見ると良いのかもしれない。

やっぱり映画祭でティーチインとかを聞かないと理解しがたい映画であるのは間違いない。

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