小城頭(1040m)は泰阜村栃城にある里山です。
「図解山城探訪第七集 下伊那資料編 宮坂武男著」にて「栃城」に触れられていました
ので節分の日に訪ねてみました。
城跡があると言うわけではないので、静かな里山歩きとなりました。
阿南町から泰阜村に入り、万古隧道を潜って漆平野へ。
漆平野から栃城までの道は暖かい雨の後ということもあり多数の落石がありました。
途中、持参のスコップでは到底通りり抜けられそうにないと思った場所では、運良く
栃城方面から落石を片付けながら来た重機に救われました。
漆平野から栃城までの道でこの日出会ったのはこの時の重機一台だけでした。
今回は、一本杉登山口から小城頭へ向かいます。
滝を越え山腹を辿り、一つ尾根を過ぎると南西に眺望が開けてきました。
中央右は愛知県境の茶臼山でしょうか。
やがて漆平野からの道と合流する尾根に出ます、大城峠です。
左が漆平野から来た道、右が小城頭へと向かう道です。
道は少し急になり東へ続きます。
やがて尾根はなだらかになり前方に小城頭が見えてきました。
小城頭は双耳峰で奥が標識のある山頂となります。
まず手前のピークに登ってみました。
奥のピークへは、山頂下北側を回り込み東側から登ります。
北側の道は雪が残りアイゼンを使う程ではないですが凍っていました。
中央が来た道、左が山頂へ登る道です。
程なく小城頭山頂に到着しました。
風もなく穏やかで眺めは最高でした。
恵那山。
中央アルプスの山並。右側に南駒ヶ岳、空木岳。
地理院地図で場所を確認
小城頭はココ