所在地:長野県下伊那郡泰阜村左京
現状:山林
遺構:堀切
状態:郭は破壊されています
表示等:あり
駐車場:なし
左京の集落の西側の山中に位置します。
山頂部分は北側に一段高く平場がありその南側も平場となっていますが、
送電線の鉄塔が建てられており改変されています。
遺構としては山頂北側の細尾根上に二条の堀切が見られます。
左京の集落から県道1号線を北に登って行くと道脇に「左京城山」の標柱と
説明板があります。
ただ城山はちょと離れた場所、沢を挟んで西側にあります。
前回は案内板があればこのすぐ南側の小山だろうと思って南に入ってしまった
ので、遺構も何も無くすっかり騙されてしまいました。
正解は西側に見えるこの鉄塔のある山でした。
県道1号線から県道83号線が分岐するすぐ南下に旧道が残っていて、鉄塔保守用の
山道がありましたのでここから登って行きます。
登り始めて間もなく細尾根上に堀切が二つ続けて見られました。
堀切を越えると少し急な登りとなり、踊り場状の平場があります。
踊り場を通って登り切ると山頂です。
南に鉄塔も見えます。
鉄塔南側も細い平場がありますが郭跡とも後のものとも定かではないです。
地理院地図で場所を確認。
左京城山はココ。