所在地:長野県下伊那郡泰阜村大畑
現状:山林
遺構:郭、堀切
状態:遺構が見られます
表示等:あり
駐車場:なし
大畑の集落の東側の山頂に位置し、
天文年間に知久氏が秋葉街道の警備の為に築いた砦と考えられています。
山頂部が主郭となり南側の少し低くなった平場に鳴神神社が祀られています。
南側は更に一段低く郭がありその先に進むと防御の為の細尾根になっていました。
主郭北側は二条の堀切と土壙を見ることが出来ます。
泰阜村の史跡に指定されています。
11月の初旬、錦秋の泰阜村を訪ねました。
北側から尾根上を南に進みます。
土壙跡に続き一の堀となります。
細い平場に続いて直ぐに二の堀となります。
さらに進むと小高くなった山頂の主郭に三角点を見つけました。
少し下がって鳴神神社となります。
ここから南に下って行くと細尾根が見られます。
やがて仙主保峠に至ります。
鳴神神社のある郭から北西方向に展望が開けます。
左側に深い渓谷を成して天竜川が流れます。
中央の高台に泰阜の小中学校が見えます。