3月17日(火)夜、文京区民センターで笹山尚人「労働法講座」を開きました。
今回は、チラシによるお知らせだけで、特に、組合のいわゆる“動員”もかけず
受講者の自発的意思を尊重した労働法の基礎的学習会として呼びかけたところ
個人加盟の出版情報関連ユニオンや区内の企業内組合などから22名の人たちが
参加してくれました。
東京法律事務所所属の笹山弁護士には、過去にも2回文京春闘学習会の講師として
お招きしましたが、今回の学習会が一番身になる学習会だったように思います。
というのも、労働法制改悪のあまり大きなテーマよりも
現実に即した学習会にしたことによって、労働法が笹山先生の近著のタイトルでもある
「労働法はぼくらの味方!」(岩波ジュニア新書)ということが
とても身近で、大切なものということを教わった気がします。
講演内容は、レジメを近日中、資料編で紹介する予定ですが
まず、自己紹介で自らの問題意識を語り、次に担当してきた
「雇い止め事件」「保育士解雇事件」「名ばかり管理職事件」についての
事例を紹介したうえで、労働法の役割と生かし方、労働組合の役割や期待が
語られました。
1時間20分の講演の後、参加者から質問や感想などが述べられ、有意義で
実践的な学習会となりました。
今回は、チラシによるお知らせだけで、特に、組合のいわゆる“動員”もかけず
受講者の自発的意思を尊重した労働法の基礎的学習会として呼びかけたところ
個人加盟の出版情報関連ユニオンや区内の企業内組合などから22名の人たちが
参加してくれました。
東京法律事務所所属の笹山弁護士には、過去にも2回文京春闘学習会の講師として
お招きしましたが、今回の学習会が一番身になる学習会だったように思います。
というのも、労働法制改悪のあまり大きなテーマよりも
現実に即した学習会にしたことによって、労働法が笹山先生の近著のタイトルでもある
「労働法はぼくらの味方!」(岩波ジュニア新書)ということが
とても身近で、大切なものということを教わった気がします。
講演内容は、レジメを近日中、資料編で紹介する予定ですが
まず、自己紹介で自らの問題意識を語り、次に担当してきた
「雇い止め事件」「保育士解雇事件」「名ばかり管理職事件」についての
事例を紹介したうえで、労働法の役割と生かし方、労働組合の役割や期待が
語られました。
1時間20分の講演の後、参加者から質問や感想などが述べられ、有意義で
実践的な学習会となりました。
質疑で、36協定締結を労組が拒否した場合
どうなるかについて質問したら。
「労働者側に何の不利益もありません」ということでした。
昨年、駒込分会は、36協定の空白を1日作ったのですが、
その場合「残業手当は当然支払われる」
「責任が問われるのは36協定の経営側責任者・院長になる」
ということでした。
昨年36協定の空白を作った時に、
「組合員に何の不利益もありません」というビラをまいたことに対して、
訂正のビラをまくように組合のある幹部から指導されたのですが、
「幹部が間違っている」という明確な答えで、
参加者からの質問は他に二つあったのですが、
私の質問は「実は一番簡単」ということでした。