マンションの入り口に放置されたエストレア
長らく乗ってないようであちこちに錆が浮いており
きっとバッテリーも上がっていることでしょう。
ふと見るとそのシートの上に
痩せこけた毛並みが悪い白い猫が座っている。
近づいてよく見ると目も爛れている。
たぶんそんなに長くは生きられないだろう。
都会に住む野良猫なので仕方がない事なのか。
そしてこのバイクもこのまま朽ちていくのだろうか?
きっとこのバイクのオーナーも購入した時は嬉しくて仕方なかったはず。
でもなぜそれを忘れてしまうのか?
乗り続けることが難しい時代なのか?
それともバイクは一瞬の出来事だったのか?
責任を持って終わりを迎えさせる。
それはとても大切な事だと思った。