キリン 20年

あの時、環７でキャロルを見に行く広島ナンバーの兄ちゃんに
遭遇しなかったら“キリン”は始まらなかったかもしれない。
それはもう20年も前の事らしい。

気が付けばとっくに同じBMW乗りになってはいるが
初代キリンの年をとっくに越えていた。
そして何を見つけ、何を失っただろうか？
今も熱くなるものを持っているだろうか。
心は淀みきってないだろうか。

ただ乗っている事だけ楽しい時代は終わり
乗り続ける事が難しくなったこの時代。
キリンは乗り続ける為の答えを示す。
偶然ではあるにしろ、あの兄ちゃんにお礼を言おう。

バイク乗りの魂を開放してくれてありがとう。

我は迷い多きバイク乗り。