ふと思います。
どうも「~するつもりはありませんでした」と言うと”仕方なかったね~”という判断をされる風潮があります。
私は「ん?」と思ってしまうんです。
まあ、何かにチャレンジした後での話なら問題ないのですが、事、ルールに関するものだと話が違います。
私は、ズレているのでしょうかね?
「~するつもりはありませんでした」
という事は、「全く考えていませんでした」もしくは「考える気はありませんでした」という事ですよね。
もし、交通事故であれば、「事故を起こさないよう注意するということ自体、頭にないです」という事。
こっちの方が断然問題だと思んですよ。
「交通事故を起こすつもりでした」
と言うほうが、対処しやすいですよね。
本人としては「事故を起こさないようにする」と考えればいいし、本能的に「起こすつもり」なら、権利を奪ってしまえばいい。
これを比較して、「~するつもりはなかった」は、対処のしようがない。
想定していないんですから、当人も注意のしようもない。
本能的に動いているから、「思い付きで事故や犯罪を起こします」と言っているようなものなので、直感的に事を起こすという点で「何をするかわからない人」という事になります。
こっちの方が、もっと問題でしょ。
違うかなぁ?
まあ、実際は「~するつもりはありませんでした」と言いつつ、確信犯だったりするんですけどね。
この話の元ネタは、先日起きた大阪の「車検切れのクルマで子供と人身事故を起こしたニュース」になります。
「「車検や保険が切れていたから逃げた」などと話す一方で、「ケガをさせた認識はなかった」」。
人の命を奪っておきながら「認識はなかった」からどうなんだ?
この人は「認識なく」人を殺す人とはならないのだろうか?