先日見た記事。
「ハイブリッドの車は、ちょっと高め。元を取るには何年乗れば良い?」
と言う話。
一般の人は、こういう気持ちになるんですね。。。
昔、お世話になっていた販売店の方と話した、面白話。
「こんなお客が来るんですよ。”リセールが良い車ください”って」
う~ん。微妙な話ですよね。
リセールが良いのであれば、車を買わないに限るんですけど。。。
どちらも、車の価値って「金」「距離」「年」で考えているってのが、ちょっと悲しいなぁ~と思います。
何年乗ったら元が取れる?
何キロ走ったら元が取れる?
リセールが良いのは?
車って、そういう価値なんですかね。
何百万も出して購入するものなんですよ。
そんな雑多な感覚で購入するのは、すごくもったいない感じがします。
今は会長になられた、元トヨタの社長「豊田章男」さんが、良く言っておられる言葉。
「クルマは愛のつく工業製品」
なんです。
その車から感じられる「ワクワク感」が、その車の楽しみ=価値なんだと私は思います。
走ってワクワク、眺めてワクワク。
そんな気持ちが、金額や距離、年数に勝る楽しみなんだと思います。
「元が取れる」という表現は、なんだか悲しい。
ワクワクが続く限り、元なんて取れません。まだまだ楽しませて欲しい。
そういう工業製品なんだと思います。
と、洗車しながら考えてしまいます。