テニスの全豪オープン男子シングルス準々決勝。今回躍進の錦織圭選手は世界ランキング4位のアンディ・マリーに敗れ、惜しくも4強入りは成りませんでした。しかし、全豪での8強入りは、日本勢としては80年ぶりのいう快挙。NHKが今日の準々決勝の模様を急遽放送するほど日本国内を沸かせてくれました。
ちなみに、この8強入りにより選手が獲得する賞金は、およそ2000万円、優勝すると2億円!1回戦で敗れたとしても200万円だそうです。なんとも羨ましい限り。。。快挙の話がお金の話に変わってしまいました、、下衆の極み。。
で、お金といえば、やはり欲しいわけで、私のような庶民でも見ることができる一攫千金の夢といえば、宝くじ。
その宝くじ、1等の賞金の上限額を現在の3億円から7億5000万円に引き上げられる模様。
このところ、宝くじは、1等最高賞金6億円のTOTOBIGに代表されるサッカーくじに押され、売り上げが低迷しているとか。そう言われてみれば、私自身、サッカーくじに手を出していますが、ここ数年宝くじは買っていない。。
TOTOの売り上げの方が良い理由ですが、1等最高賞金が宝くじより高いことがあるでしょうが、一方で、1等当選確率も宝くじより高いことが挙げられるようです。
その確率は、宝くじが約1000万分の1で、TOTOBIGが約470万分の1だそうです。
最高賞金額も高く、確率も高いとなれば、TOTOを選んでしまう。真っ当な庶民感覚のはず。
ただ、1000万分の1に470万分の1、夢を買うといえば聞こえはいいですが、到底当たりそうではない。。
ネットを見ていると、宝くじに当たる確率というのは「1年間で交通事故で450回も死ぬ確率と同じ価値をもつ」のだそうです。
それを見て私の友人が言っていたことを思い出しました。「確率的に当たる訳のない宝くじを買うヤツはバカである。“当たるかも”と信じて宝くじを買うヤツが、落ちる確率が僅かとはいえある飛行機に乗っているのが信じられない」
う~む、真っ当な感想なのかも。。。
それでも、錦織選手のような才能のない庶民が一攫千金の夢を簡単に見るとしたら、手っ取り早いのは宝くじであるのは間違いないところ。
さて、その宝くじ。最高賞金額をあげるには、関係する法律を改正する必要があるそうです。全く知らなかった。。。
所管官庁の総務省が、最高倍率を250万倍に改め、1等賞金を最高7億5000万円まで引き上げるべく、今国会に宝くじ関係の法案を提出するそうです。
で、今国会で審議される法案といえば、国家公務員の給与を引き下げる臨時特例法案。
民主党は今年3月から人勧を実施したうえで(平均0.23%引下げ)、4月からさらに平均7.8%を上乗せし、計平均8.03%減額する修正案を提示。自公両党は受け入れる考えを示し、基本的に合意した模様。
この法案が成立する確率は、宝くじに比べ随分高そうです。
高い確率に反比例しているためか、、夢がないなぁ。。。。
【ikemoTTo=@】