今年の夏季休暇は8月11日~8月15日。
いつもあっという間に終わってしまうので今年は何か達成感のあることをしたいと思っていたところ、11日に新聞に入っている広告でガンダムのプラモデル(以下「ガンプラ」という。)の「サザビー」がリアルグレードモデルで新発売されているのを見つけた。(ガンプラにはリアルグレードモデルの他に、ハイグレード、マスターグレード等様々なバリエーションがある。リアルグレードは最新作で、スケールが小さく部品が多い。)
「よし、今年の夏はこれを完成させよう。子供たちにもプラモデルを作らせよう。」と考えた。最近の子供たちはゲームで遊ぶことが多く、プラモデルを作る機会がなかなかない。ゲームをするよりは物を作る方が教育に良い(?)のではないかと思い、子供の分も買った。
ちなみにガンダムであるが、私が小学1年生のころアニメ化されて大人気になり、ガンプラもすごくはやっていた。その小学校1年生の子が今では42歳の中年になり、まだガンプラを作っているのである。「三つ子の魂百まで」かもしれない。おもちゃ屋で購入する際、私と同じ年頃の中年のおじさんが同じものを買っていた。
我が家の長男は15歳(高1)、次男は9歳(小4)なので、年相応のものを買ってあげた。値段は私が3,600円、長男640円、次男240円である。出来上がりは別添の写真のとおりである。左が長男の「ニューガンダム(色プラ)」(ギリシャ文字の「ν(ニュー)」であって新しいの「new」ではない。)、中央が次男の元祖「ガンダム」、右が筆者の「サザビー」である。ちなみに次男のガンダムは筆者が小学生の時に、長男のνガンダムは筆者が中学生の時に作成したものと同じものであるが、こうして並べてみるとメーカーの技術の進歩がうかがえる。素組(着色や改造をせず、そのまま組み立てたものであること。)であるが、時代が進むにつれ見栄えするものとなってきている。
童心に戻って子供たちとプラモづくりをし、なかなか満足な夏季休暇となった。
四国・田中