ZoomOn FN2で落ち込んだ心を癒すため、今月再販されたばかりのアオシマビートを製作していきますよ。
前回製作したのは2016年のこと。社外ホイール(レイズTE37)やレカロシートを装着したライトチューン仕様でした。
前職で札幌から旭川に転勤が決まる前に完成したため、札幌での最後の完成品となった思い出深い1台です。
実車は、「平成ABCトリオ」と呼ばれる国産2シーター軽スポーツモデルの先陣を切って、91年5月にデビューしました。来年めでたく発売30年を迎えます。
軽自動車でありながらミッドシップレイアウト採用した、ホンダらしさ全開の本格的なフルオープンモデルになっています。
ライバル車がターボエンジンを搭載していたのに対して、ビートは高回転型の直列3気筒SOHCのNAエンジンを搭載していました。
ABCトリオの中でビートが一番生産・販売台数が多かったというだけあって、今でも走っている個体を結構見かけますね。未だに多くのオーナーさんに愛されている、ホンダの名車の1つです。
今回はシンプルにノーマル仕様で製作を進めて行こうと思います。
いつものようにボディーから。
まずはサイドのインテークを開口しました。このキット定番工作ですね。
続いてヘッドライト。
裏側をパテで裏打ちしてからリューターで中を彫り込んで立体感を出してみました。
サイドの丸ウインカー部分をピンバイスでくり抜きました。この後ひと手間加えます。
アンテナを0.3㎜の真鍮線とガイア瞬間カラーパテで自作しました。
ラジコンっぽいこのアンテナ、個人的に好きです。ウォッシャーノズルもこの後同様に自作します。
この他に、リアスポイラーを真鍮線接続にしています。
では塗装に移ります。
前回はバージョンFのアズテックグリーンパール風で製作したので、今回はバージョンCのキャプティバブルーパール風にします。
まずは下地として自家調合の青サフを塗装しました。
何だか以前製作したS660や996GT3っぽい色になりました。このままクリアコートして仕上げても良さげかも?
タミヤラッカーのパールブルーを吹きました。
スバルブルーっぽいですね(笑)実物はもっと濃い目です。
ちなみに、Aピラー破損防止のために補強のランナーは残しておきました。
デカールを貼ってからクリアコートしました。
色に深みが出ました。
やっぱりいいですねぇ、ビートは。小さくて愛らしさがあるのに、ちゃんと「スポーツカー」しているのが最高です。
次回はシャーシです。
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