結婚という制度がある
制度かどうかとかは認識によるが一応人間が決めたモノなら制度と言っていいだろう
現代社会の基準について考えれば、結婚と言うものは子孫を作るためのものではないことになっている
それが世間が考える結婚の基本的な基準となっていると思う
したがって、男でも女でも好きと言う感情があれば、結婚というものが受け入れられると言うことが基準となっている
そもそも結婚とは何のために誕生した?
結婚、婚姻、夫婦、夫とか妻とか、亭主とか妻君とか、その言葉は、そもそも何を意味して作られていたのか
この世に男と女がいなくても、結婚と言うものは発明されていたのだろうか
家庭とは一体何なのか?
シェアハウスも家庭なのか
会社の寮も家庭なのか
結婚とは何で作られた仕組みなのか?
そこから結婚という制度が必要なのかどうなのかを考えなければいけないと思う
そもそも、男と女がセックスをしたくて一緒に住み、そして子供ができる
原始的な時代から、あるいは動物の進化以前から行われていた行為、それを仕組みとして受け入れ、結婚と言う言葉で提示したのではないか
そもそもそういう気がする
結婚という事ががなくても良い、と考えた上で
男と女が好きにならなくても、男と男、女と女でも一緒に住みたければ一緒に住んで構わないだろう
ところが後々になって、結婚に対する優遇制度というものが誕生した
それは、なんでそんなものが必要なのか
おそらくそこには、国を安定的に発展させるために、子孫を反映させるために優遇措置をするために、政治が作ったのではないかと思うのである
歴史の中でそういうものを作った理由は、国を安定させるための子孫繁栄、そこに重要な理由があったのではないかと思うのである
江戸時代やもっと前、鎌倉時代や平安時代は、結婚という言葉を使わないにしても、女が男に腰入れをするとか、どこどこの家庭に嫁ぐとか、そういう言葉は、あるいはそれに変わる言葉があったのではないかな
したがって、そこには、そこの家の子孫範囲を目的としたきちんとした理由があったような気がする
ところで、そういう昔の時代にも優遇措置があったのかどうか
おそらく、お雛様のように箪笥やら何やら持ち込んで家に入る風習とかは有ったと思われる
現在ではそういうものは無い
そもそも、そういう時代ではない
おそらく結婚をして、今のサラリーマンのような生活をする風習に、切り替わった時に、核家族が生きやすいように優遇制度を作ったのでは無いのだろうか
核家族が生きやすいようにする目的は、戦後の産めよ増やせよの時代に即したものだろう
産めよ増やせよという言葉は、戦中のそれとは違うと感じるが何にせよ おそらく子孫繁栄がそこにあると思われる
現代社会において優遇措置をする目的は既に失われている気がする
生まれた子供に対する優遇措置は必要だろうけれど
しかし、子供は作らないが、男と女が一緒に住むだけなのであれば優遇措置は必要ないのではないか
なぜなら、かつての学生たちの同棲生活と何ら変わりがない
婚姻関係もない、子供を作る家庭環境もない、そういうところになぜ優遇措置をしないといけないのか
目的が失われているものに対して制度だけが残ってしまっているような気がする
子供を作りたいけれども作れない家庭もあるので目的がそこにあるのであれば、そのための努力をすることに対しての優遇措置はあっていいと思う
セックスとかしないで、男同士で一緒に住んで、そこに対して夫婦だからと言う前提を作って優遇措置を受けるような事はズレた考えだと思う
LG BTに関しては個人の問題なので、それはそれで必要な人はそういう環境に生活をしたら良いし、その行動に対して否定する問題ではない
行動は否定しないが、優遇する必要性もなかろう
ただ、社会的に補填を目的にして一緒に住みますと言うのはおかしい気がする
それに対して、行政が優遇措置を作る必要がない
なぜなら、目的がないからだ
子孫繁栄に対する目的は国として必要なことだと思う
現在、極端な少子化で国が滅びようとしている
したがって、それに対する優遇措置は必要なレベルに上げていかないといけないと思う
逆に必要のない優遇措置は廃止していくべきだと思う
そういう部分も含めて考え直さなければ、この国は早い段階で消滅する
どこかで目的を見失った「当たり前だと勘違いして放置されている無駄」がたくさんある
そう思う
結婚制度もそうではないか
夫婦別姓もその上で考えるべきだろう
そこを根本的に考えないのであれば
今のままの間違った常識で進むのであれば、日本と言う国土に中国人が住み、中国の政治で暮らしたら、「今まで通り日本が続く」ことにもなり得る
大和民族が消滅しても日本と言う国名が続くのであればなんら問題は無いと言うことにもなり得る
現在の日本人は、その辺も無意識のうちに受け入れてしまっているような気がするのである
もっと根本的にきちんと考えろよ日本人
森永拓郎じゃないけれども、今にきっと滅ぶぞ日本人!だ
それはあっという間だ
もうすぐだ