賃貸住まいの高齢者

単身赴任生活が終わり、定年。でも生活できないから、、どうしよう。。

人が曖昧な物質になる時代

2024-11-01 05:41:53 | エッセイ
マイナンバーカードができたときにマイナンバーカードは大事なものだからなくさないようにきちんと保管しておいてください」と言われました
最近「マイナンバーカードは保険証なので、病院の時に使ってください」と言われました
おまけに「免許証になるので、車の運転のときには持っておいてください」と言われました

マイナンバーカードは大事なものなのでなくしてはいけません
いずれにしてもなくすと大変困ることになります

健康保険証や免許証等同じように扱ってて大丈夫ならそれでいいと思いますが
大事なものはいつも持っておくと、盗まれたり、落としたりするケースもあります
おまけにマイナンバーカードは、個人を特定する戸籍のようなものと紐付いているのではないでしょうか?
そんなものを落としたり盗まれたりして、自分の身分証明ができなくなった場合は困りますよね
免許証なら再発行ができます
マイナンバーカードも再発行できるのでしょうかね

マイナンバーカードというモノがそんな簡単なものなのであれば、個人と言うものは結構軽いものになってしまいそうな気がします

しかし、根本的に人間を特定する個人と言うものは、もともと生きてる肉体が全てであって、書類等と言うものはおまけでしかないと言うのが現実だと思うのです

が、現在の情報が最優先の時代になると、自分を知ってる周囲の人間が自分を自分本人だとわかってはいても本人だと言うことにはならないと言う大変大きな矛盾が発生します

かくの如く 人は人を曖昧な物質にしてしまいました
私が此処に居ても私ではない事になる時代
なんと曖昧な存在なんでしょう

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