囚われ

毎日、いつでもどこでもいろんなものが気になってしょうがない

これは、ある意味「囚われ」と言うものではないかと思う

「洗脳」でもなく、「扇動」でもなく、自らが陥ること

それを一つの言葉で表すとすれば、「囚われ」という言葉になるような気がする

では「とらわれ」とは一体何だろうか？

気にしすぎること

目を奪われること

耳を奪われること

意識を奪われること

気を取られること

多分それは執着にも関係していると思う

集中力にも関係していると思う

一つのことに集中していれば、それ以外のことにとらわれる事はないと思う

今の私にはそれができていない

「見ざる　言わざる　聴かざる」にも関係しているような気がする

一度に多くのことを考えないことも必要だろう

かといって、人は考える生き物だ

特に昨今の情報社会は「情報をたくさん得たいと言う欲望」に身の回りを奪われている

「情報」というおもちゃというか、お菓子というか、それは魅力のあるものとも言えると思う

「反応しない練習」という本を読んだ

その意味をできるだけ短く言うと、「とらわれないで練習」と言う言葉にも置き換わる

多分、そのほう解りやすい

最終的に「情報をカットする」ということにたどり着くような気がする

それは、「農夫の一日」と言う短いストーリーがあるが、その中にも描かれていることだろう

しかし、それでも「情報」を欲しがるのが人の本能だろう

それを「渇き」と言う

「心の渇望」と言う

人の本能の中に組み込まれている

そしてそれは遮断することが難しい

困ったもので今日もその本能に苛まされている